【最新版】有給取得の平均が高い企業ベスト10

「有給休暇」は、冠婚葬祭や趣味などのプライベートとして使ったりと、
社会人にとっては使いやすい環境であることが大切でもあります。

そこで、有給取得の平均が高い企業はどこなのか？
「就職四季報 総合版」のデータを基に並べ、それぞれのどのような企業なのか？
簡単にまとめてみました。

有給取得ベスト10

同率順位もありますが、トップ10までの企業です。

前年度の従業員が取得した有給休暇の日数を年平均で、
データに基づくと、トップ3の1年の平均有給取得は20日を超えています。

最低でも1ヶ月に1日、そのうち約半年は2日休むことができる日数です。

それではどのような企業なのか？
詳細は以下のようになっています。

どんな会社なのか？

１、東武鉄道（株）　【有給取得年平均：21.6日】

東武鉄道は、北関東に鉄道路線を持つ大手私鉄です。

その他にも流通、不動産、住宅、レジャーなども展開しています。
今後は沿線開発、日光・鬼怒川を中心とした観光戦略に力を入れるようです。

求める人材は、

【幅広い好奇心を持ち、自ら行動を起こす人】
【新たな価値を創造する向上心のある人】

です。

２、ダイキン工業（株）　【有給取得年平均：20.5日】

ダイキンといえば、エアコンなどの空調としても有名な会社です。
換気事業としては世界第1位のシェアを誇ります。

また、海外売り上げは7割で全作業員の8割が日本国外で働くなど、
グローバルな企業でもあります。

今後は、空調、化学、エネルギーソリューションなどに力を入れるようです。

求める人材は、

【強い参画意識を持ち、成長し続けようと努力し続け、進んで未知の領域へ挑戦し変革する人】

です。

３、（株）エイチワン　【有給取得年平均：20日】

エイチワンは、自動車部品を製造・販売するホンダ系のメーカーです。

車体フレームのプレス・加工組立が主力で、売上比率の9割近くがホンダ向けです。
今後も、本業となる製造・販売に力を入れていくようです。

求める人材は、

【自ら考動する人】

です。

３、NTTファイナンス（株） 【有給取得年平均：20日】

NTTファイナンスは、NTTグループが100％出資の大手総合リース会社です。
NTTグループの中核を担う金融会社でもあります。

今後は、リース事業、グローバル事業、ビリング事業、
グループファイナンスに力を入れるようです。

求める人材は、

【過去にとらわれず、新しい事に挑戦できる人材】

です。

５、NTT東日本　【有給取得年平均：19.8日】

NTT東日本は、日本最大手となる電気通信事業者で、
日本電信電話（NTT）傘下の子会社です。

有給休暇の取得率はほぼ20日に近い数字です。

今後は、光を活用した新たなサービス・商品の提供などに力を入れるようです。

求める人材は、

【「変えること」を楽しみ、情熱と意志を持って行動できる人】

です。

６、NTT西日本　【有給取得年平均：19.6日】

NTT西日本は、NTT東日本と同様に持株会社である
日本電信電話（NTT）の100％出資による大手電気通信事業者です。

今後は、光ブロードバンドを活用した新たなサービス・商品の提供に力を入れていきます。

求める人材は、

【「社会を変え、変革したい」という想いを胸に、自ら行動し、多くの人に影響を与えられる人】

です。

７、NTTコムウェア（株）　【有給取得年平均：19.4日】

NTTコムウェアは、日本電信電話（NTT）の完全子会社です。
情報・通信システムや関連ソフトの開発、運用、保守などを行っています。

また、NTTグループが提供するサービスにITシステムによって実現可能なものが数多くあり、
そのITシステムの開発をすることで、NTTグループのビジネスを推進しています。
その主要業務の売り上げは、総売上比率の約8割とのこと。

今後は、トータルなICTソリューションに力を入れていくようです。

求める人材は、

【広く協力体制を築きながら顧客の課題解決を推進することができる人】

です。

８、（株）豊田自動織機　【有給取得年平均：19.3日】

豊田自動織機は、トヨタグループの本家となる会社です。

大手自動車メーカーで有名な「トヨタ自動車株式会社」がありますが、
あれは豊田自動織機の自動車部門として分社化された会社です。

豊田自動織機の主な主力はフォークリフトや自動車部品となっています。
今後は産業車両、自動車、エンジン、エレクトロニクス製品に力を入れるようです。

求める人材は、

【自ら学び、自ら考え、自ら行動できる人】

です。

９、（株）NTTドコモ　【有給取得年平均：19.2日】

NTTドコモといえば、携帯電話事業において国内トップクラスの会社です。
NTTという名前があるように、NTTの子会社でもあります。

国内の携帯電話市場では、占有率は4割強です。

今後も、モバイル事業とスマートライフ領域に力を入れるようです。

求める人材は、

【現状に甘んじず新しい事にチャレンジできる人】
【大きな壁を乗り越えて最後まで情熱を持ってやり遂げられる人】

です。

９、コマツ　【有給取得年平均：19.2日】

コマツは、建設機械・鉱山機械の総合メーカーです。

建設機械の日本シェアは1位の世界では2位で
中国やインドネシアなどのアジアに強く、海外の売上比率は約8割です。

今後は、ICT・情報化施行を通じた現場改善に力を入れるようです。

求める人材は、

【コマツの事業や現場に関心がある人】
【論理的思考力がある人】
【諦めずにやり抜ける人】
【主体的に挑戦できる人】
【チームワークを重視できる人】

です。

最後に

有給休暇取得率の平均で順位を並べていますが、
トップ10ともなると、1年の平均で19日ほど休めているようです。

特に、NTTグループの会社が平均有給取得率の高く、
トップ10だと、その半分がトップ10入りしている結果となっています。

年平均の有給取得率を優先する場合は、
NTTグループへの就職を候補の1つとして考えてもよさそうです。

無論、データ上の結果なので参考までに。