心身とも燃え尽きた人は過度なストレスで病気になったり、自殺する事も少なくありません。
そうならないためにも、対策というものは必要になります。
では、海外ではどのように対策しているのか？
その方法を10つのうち8個に厳選して紹介します。
「10 Ways to Deal With Work Burnout（燃え尽きないための10の方法）」
１、作業を停止する
仕事からの切り離しが必要で、上司に相談して休憩を取る必要があります。
なぜ休暇を取る必要があるのか？その理由を説明する必要があります。
そして、電話やメールをチェックしなくていい環境にする必要があります。
仕事の事を考えるのではなく、自分にとって幸せになることを何でも行うようにします。
何かやりたいことがあれば、休暇を取ってでもやる事が大切なのです。
2、リリースを探す
要するに「ガス抜きしなさい」ということです。
自分にとってどのような事をすれば、ストレス解消になるのか？など
リフレッシュできる行動が必要になってきます。
無論、ストレス解消にために他人に迷惑になるような行動はしてはいけません。
3、アルコールやカフェインを飲み過ぎない
多くの人は仕事が忙しいとストレスが溜まるので、
それをお酒やコーヒーを飲んで解消しようとします。
それ自体は特に問題ないですが、注意しておきたいのが「飲み過ぎ」です。
ストレスが溜まるからお酒を飲むを繰り返すと、お酒の量が増えていき
依存性が高くなってしまいがちです。
またコーヒーもストレス解消のために飲む人がいますが、
睡眠時間を妨げてしまう可能性があり、なかなか眠れない状態になります。
なので、「全く飲むな」とは言いませんが、
「飲み過ぎはダメ」という事を理解する必要があります。
4、誰かと分かち合う
ちょっとした悩みでも、誰かと話すことで和らぐこともあります。
その話す相手は信頼できる同僚や家族、配偶者が望ましいです。
注意したいのが、相手に平気で相談話を漏らす人間。
そういう人へ相談しても良い事はまったく無いので注意しましょう。
5、仕事を楽しくする方法を探す
仕事を長く続ける上で、その仕事の楽しいと思えることを探す必要があります。
例えば、辛い仕事だけどお客様から「ありがとう」と
言ってくれることがあるので今日も頑張れます。
という風に、その仕事の楽しいと感じる部分を探すことが大事です。
6、デスクから離れて仕事をする
デスクワークの人は特にそうですが、ずっと同じような景色を見ても面白くない事があります。
それよりも、景色を変えることで労働時間が長くても、効率が上がる事もあります。
例えば、喫茶店やバー、公園などは景色を変える事ができる良い例ですね。
ただし、「家」で働いてはいけません。
家は仕事と生活は住み分けが大事なのです。
人によっては仕事を家に持ち帰る事もありますが、
家は集中する事が難しい環境でもあるので、そこは線引きしましょう。
7、十分な睡眠と運動、食事
ストレスを受けると、「食べて、飲んでテレビの前で寝る。」というのが多い事でしょう。
夜遅くにスナック菓子やお酒を飲む、ソファで寝るなどの行動は
精神的にも肉体的にも助ける行動ではないのです。
そうではなく、毎晩ベットで8時間の睡眠をとり、
健康的な運動や食事をする計画を立てる必要があります。
8、仕事をやめる
最終手段とも言えることですが、仕事をやめるという手段も必要な場合があります。
「生活のためにも仕事を続けなくてはいけない」というのは無理したときに
精神的・肉体的に病気になる可能性があります。
それで普通の仕事すら出来なくなってしまっては何の意味もありません。
そのためにも転職を考え、新しい仕事に挑戦する事が大事です。
生計を立てるためにも他の仕事へチェンジして、
ストレスフリーな生活をする努力が必要なのです。
総評
体を壊してからでは遅い。
日本では性格の面でも真面目な人が多く、特に真面目すぎる人は病気になりやすいです。
要するに「ガス抜きの仕方が下手」なのです。
日本は特にストレスをためやすい環境なので、
対策を怠って、まともな生活を送れないような事にならないためにも
体を壊さない対策をして、それでもダメなら転職を考える必要があるのです。
