「あなたを求めている会社があります。」
といった怪しさ満点のお誘いが届くのがヘッドハンティング。もしされた時に完璧に対応するべく、知っておきたいことを紹介します。
1、反応あればラッキー
ヘッドハンターは複数人に声をかけることが多い。あなたが絶対に欲しいわけではないと考える。
ほとんどの場合、良さげな人に声をかけまくります。返信をくれる人はごくわずかであるため、やや数打ちゃ当たる戦法。したがって、無視したとしても「ダメかぁ」と思う程度です。
ただ、一度で諦めるほど甘い仕事はしないのがヘッドハンター。無視しても何度か声をかけてくるはずです。そのため、断るなら連絡をしておくのが楽です。
2、面談したいだけ
ヘッドハンターはあなたのことを知りたいだけです。面談は「適材かどうか面接してやる」と考える。
声がかかると「俺の方が立場が上だ」と偉そうにする人もいます。しかしそれは大きな間違い。完全に立場は逆です。ヘッドハンターの方が上です。
本当に依頼者が求めている人材かどうかを見極めるのが面談です。スキルはもちろん、「紹介しても問題ない人間か?」と人間性を確認します。そのために偉そうな態度で面談に挑むと、お断りされます。
3、最後は競争
依頼企業への面談にまでこぎつけたら、最後は依頼企業との面接で、採用可否が決まります。
声をかけた複数人が面接するため、競争になります。ヘッドハンティングといえど、ここは転職と同じ。依頼企業と面接をして、「頑張ります」と言わないといけない。
「どうしてもあなたが欲しい」という場合は別ですが、多くの場合は「選んでやる」ということになります。ただもちろん、通常の面接よりは立場は少し良いはずです。
まとめ
調子に乗ってはいけない。
ヘッドハンターは長く付き合いたいと思っています。もし適材じゃなかったとしても、次回に声をかけたい。そのため、「この人は良い人だ」と思わせると良いです。
断るにしても、礼儀正しく「できる男」を演出。連絡先を交換しておくのも基本です。
ヘッドハンティングの声かけは多くはこんなものです。大きな期待もせず、かつ損しないよう、しっかり対応したい。
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以上、「【断り方】ヘッドハンティングのお誘いの対応方法3つ【マナー】」でした。