転職談話

第18話:品質保証部のデータ解析について真面目な話し

投稿日:2018年08月21日

品質保証の仕事 第18話
執筆者
社長としての立場で語ります

品証はデータ班になると、パソコン三昧。

品質保証部の仕事は多彩。
泥臭い現場対応から、データ分析まで。
専門性は低いので、未経験でも問題ない。

自分はデータ分析もやっていましたので、
その中で大事なことをいろいろと

データは武器

品証はデータが無いと社内で戦えない。

開発へ対策をお願いする時でも、データが必須です。
何件発生して、率は何%、今後はこのくらいに増える、と。
数字でしか話しができません。

「設計者が把握するとこだろ」と思いがちですが、
自分のとこでは品証が把握する役割だった。

だからこそ、これが武器になる。
品証のデータを信じるしかないのである。

設計者が把握するのが一番いいのですが、
あの人たちは「優秀な人材」。
こういった仕事は下衆がやらねばならない。

開発に時間を与えないと品証も苦労する。

助けられることは助ける。
やれることはやる。
つまらない仕事を全て請け負うような仕事。

データ作成

品証は故障データを集めるのが基本。

おおよそ保証期間内であれば無料交換。
期間外なら有料修理。

これらはデータとして蓄積されます。
顧客の住所、名前、不具合状況、交換部品などなど。
もちろん、個人情報として適切に管理しています。

これにて製品ごとの故障件数などがわかります。
交換された部品は送られてくるので、それを見て原因解析。
データ一つ一つに「原因」を加え、改良の材料にしていく。

この「原因」が無いとデータの意味がない。
そのため、原因解析が大事となります。

部品交換がない修理の場合は、
修理業者にヒアリングするなどして原因を把握。
また、しっかり原因を記載するように教育することも大事です。

こうして完璧に故障を把握するのが品証のデータ解析。

残念、パソコンとにらめっこするだけではない。
修理業者と同行するとか、コミュ障泣かせな仕事もさせられる。

データ解析

基本となるデータは次。

1、製品品番
2、製造番号
3、出荷数

製品の製造番号別の故障率を出せるようにします。
製造番号は修理業者が書いてくれないとわからないので、
「絶対に書け!」と強い圧力をかけます。
記入率が悪いところは「教育的指導」がある。

ここをやらないと、品証の意味がないと言っても過言ではない。

そのデータを原因ごとに分けます。
「この原因はこの製造番号が多いな」と。
明らかにわかる製造不良は故障品の原因解析でわかりますが、
「壊れやすくなった」という内容は気づかない。

ここはデータ解析にて気づくところなので、
部品の寸法調査、製造業者の変更履歴などを探ります。
データにて異常を確認できるからこそ、実行できる。

「なんか増えたから調査して」
では誰も動かない。

品証のデータは武器なのです。

故障品の原因解析が命

無能な人ほど「再現なし」が増える。

「再現なし」というデータは全く意味がない。
データ作りに関しては再現の有無はどうでもいい。
分解調査して原因がわかれば良い。

「再現なし」じゃなく「異常なし」にします。

自信をもって「故障ではない」と判断することが大事。
ここはプロじゃないとできない仕事。
新人は「再現なし」で止まってしまう。

異常がないので「現場要因」か「お客様の勘違い」、
修理業者が嘘をついていることもある。

ここを追求し、異常無しとしながらも原因を断定する。
こうして作成したプロのデータが必要です。

再現なしが問題になる品証は、
低レベルだと考えて良いと思う。

原因解析に優秀な人を置かないと、
いつまで経っても苦労する。

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