仕事には大きく分けると「肉体労働」と「デスクワーク」の2種類に分けられます。
どちらで働いた方が良いのか?と考えたこともあることでしょう。
では、肉体労働とデスクワークはどちらがいいのか?
それぞれの特徴とメリットデメリットを紹介します。
体を動かす肉体労働
肉体労働とは、建築・土木や整備・修理、工場系の製造などの仕事をしている人を指します。
主に体を使って仕事をするため、使う体力は肉体的な消費をします。
<メリット>
- 基本的に残業が少ない
- 大手企業に就職しやすい
- 体力が付く
肉体労働のメリットは、土木や製造などの仕事で
あらかじめ決められている納期に間に合うように仕事を行います。
納期に間に合わないようであれば、残業が発生して遅れを取り戻したりしますが、
基本的には残業が少ない職種であることが多いです。
また、大手企業が現場で働く人員が欲しいことも多いため、
求人でも知名度のある企業が募集していることもあります。
そして、肉体労働という事もあり工場内や外で体を動かして仕事をします。
仕事内容によっては、重量物を持ったり何度も動き回ることがあるため、
体力が付き、体が鍛えられます。
基本的に1人作業の業務が多いため、
人間関係のストレスが比較的少ないことも肉体労働の良い部分でもあります。
<デメリット>
- きつい、汚い、危険の3K労働
- 主に男性が多く働く職場
- 夏場は暑く、冬場は寒い
肉体労働のデメリットとして有名なのは、きつい、汚い、危険の3K労働であることです。
重労働により体力がものすごく必要で、作業着や顔が泥だらけになることもあれば、
作業中の事故や不注意から五体満足ではいられないこともあります。
肉体労働は男性の多い職場で、最近では女性が働くことも増えていますが、
それでもまだ男性が主に働いている職場には変わりありません。
また、建設や土木などの外仕事の場合、空調という物はないので夏場は暑く、冬場は寒いです。
夏場であれば、空調服というファン(扇風機)の付いた作業着で涼しくすることもできますが、
気休め程度なので、天候に左右された仕事になることもあります。
雨や雷が激しいと休みになることもあるでしょう。
椅子に座って働くデスクワーク
デスクワークとは、データ入力やプログラミングなどの事務職系や
電話対応をするコールセンターなどの机の上(パソコン)で仕事をする事を指します。
主に頭を使いやすい仕事なので、精神的な体力を必要とします。
<メリット>
- 空調の効いた部屋で作業ができる
- 個人でひたすら仕事をする
- 飲み物やおやつ程度を気軽にとれる
デスクワークの特徴といえば、空調の効いた涼しい・暖かい職場で
1日中仕事をすることができるというのが最大の特徴です。
仕事内容によっては、1人でコツコツとひたすら仕事をすることもできます。
また、職場にもよりますが飲み物を自由に取りに行けることもあれば、
おやつ程度を気軽に取れることも可能です。
<デメリット>
- 長時間座りっぱなしで運動不足になりやすい
- 眼精疲労、肩こり、腰痛、足のむくみに悩まれやすい
- クレーム対応が精神的に辛い
デスクワークは『椅子に座って』仕事をします。
しかも、椅子に長時間座っていることがほとんどなので、運動不足になりやすいです。
人間の体は座って仕事をするように出来ていないため、
運動不足により、様々な病気を引き起こすきっかけを与えてしまう可能性があります。
また、長時間パソコンの前に座って作業をしていると、
眼精疲労、肩こり、腰痛、足のむくみなどに悩まされる日々になることもあります。
そのため、適度な運動を心掛けたほうが
これからも仕事をしていく上で大事なことになるでしょう。
仕事内容にもよりますが、コールセンターの電話対応で
クレーム対応が精神的にきついこともあります。
その中には、かなり怒りながら電話を掛けたり粘着質なクレームなど様々です。
相手が必ずしも正しい使い方をしているわけではないですが、
そのことを指摘してしまうと、逆ギレでさらに悪化してしまうこともあります。
なので、人に気を遣って物事を進めていく必要もあるため、
長く働いていると、人によっては精神的に辛いこともあります。
まとめ
- 肉体労働は肉体的な疲労はあるが健康的
- デスクワークは空調の効いた部屋で仕事ができるが不健康
人間は元々体を動かして働くような体のつくりをしています。
デスクワークの仕事が多くなっている現代ですが、
座りっぱなしの仕事は人間の体には合っていないためとても不健康です。
なので、空調が効いている天国のような仕事場ですが、
体の体調を考えると、不健康気味なので適度な運動は必要になります。
一方で肉体労働は体を動かすためとても健康的です。
しかし、企業によっては体を動かしすぎるため、
自分の限界以上の労働環境の場合は、体を壊してしまうことなどもあります。
それぞれのメリットデメリットを踏まえた上で、
自分にとってあっているのはどちらなのか?
よく考えてから仕事を探すことがとても大切です。