転職エージェントを利用していて「おすすめは営業職の~です」という内容をよく聞いたり見たりしたことあると思います。
別の転職エージェントも同じく営業職ばかり・・・。なぜ転職エージェントが営業系の仕事を勧めてくるのか?その理由を紹介します。
なぜ営業職ばかり勧める?
1、求職者がはっきりと「この職に就きたい」と言っていない
転職エージェントに任せておけば、あとは紹介してくれる職業から選べばいいと自分から積極的に動いていないケースがあります。
その結果、求人が多い仕事の営業職を勧められることになり、その業界に応じたエージェントが担当者となるため、メールで送られてくる案件が営業職ばかりになります。
2、担当のエージェントが営業職だけに詳しい人だった
エージェントにはその業界に詳しい人が担当します。そのため他の職種を希望しても、うまく言いくるめられたりすることがあります。
エージェントによっては、様々な職業に詳しいエージェントもいますが、1つに特化したエージェントもたくさんいます。
なので、専門外のことはお勧めせずに自分の得意分野を紹介する場合があります。
3、求職者が「元営業職」だった
求職者の中には、元々営業職に勤めていてそこから新しい業界へ転職しようと考えている人もいます。
しかし、転職は「経験者、即戦力」の方が転職に成功しやすいです。なのでエージェントとしてはノルマや成果報酬のことを考え、「新しい業界」へ転職させるよりも「同じ業界」へ転職させたほうが成功しやすいことから営業職へ勧めたくなります。
対処法
- 営業職はやりたくないときっぱりと断る。
- 担当のエージェントを変えてもらう
営業職ばかり勧めてくるエージェントへの対処法としては2つ。1つは「営業職で働く気はないので、他の職業を紹介してください」と要望を出すことです。担当者によっては、その要望に合わせて営業職を外してくれることもあります。
しかし、エージェントによっては説得したりと言いくるめてくる人もいるので、その時は「この人ではきちんと転職できない」と考えて、思いっきり担当者を変えてみるのもいいと思います。
転職エージェントには当たりハズレがあるので、担当者を変更するという手段は有効です。
自分の生活が左右される転職活動なので、自分の考えを曲げずに転職を成功させましょう。