工場内では危険を伴う仕事も多くあります。
「怪我はつきもの」「ケガしてから一人前」なんて言葉を見かけることもあります。
怪我をするという事は、それだけ経験も豊富になっているという証という考えです。
しかし「正社員を目指す」非正規雇用の人の場合は、絶対に怪我をしてはいけません!
その理由について語っていきます。
工場勤務は危険?
仕事の内容次第の部分もあるので、
あくまで一例に過ぎませんが、工場で働く以上は危険を伴う作業も多いです。
最悪の場合は「指を落とす、命を落とす」などの事例もあります。
それに対して「怪我をして一人前」という言葉は不適格と考えており、
私は「怪我をするのは二流の証」と考えています。
なぜ二流の証?
安全に対する危機レベルは工場全体としては高いものの、
工場別、職場別では大きく異なります。
なので「危機レベルが低い工場や職場」で仕事をする場合、
その環境に流されて、自分の危機意識も緩んでしまう可能性は高いです。
ですが、そのような環境で仕事をすると怪我をする可能性は高くなります。
怪我をしてしまうと「安全に作業ができない人」というレッテルを貼られることにもなります。
職場の人は「仕方ない」で済ませるかもしれませんが大手のレベルになると、
大怪我でグループ全社に『事例の周知』という事で情報を流すこともあります。
そして、一番厄介なのは「履歴で残す」会社もあることです。
ここがポイントとなります。
足枷となる怪我の履歴
工場という所は「安全」に対してものすごく神経質です。
それは大手の工場になればなるほど強くなる傾向があり、
ニュースに取り上げられたり、悪い噂としても広がる可能性があります。
なので「怪我をする」という事は、
・危機管理能力の低い人
・また怪我をする可能性がある人
・工場のイメージを損なう危険性がある人
という理由が含まれています。
なので、同じような能力を持つ人材が正社員登用として部署から推薦したとしても、
「怪我をしている」というだけで評価が落とされます。
正社員登用というのは、もう一度会社の中で「書類選考、採用面接」などを行うようなもの。
工場の規模が多くなるほど、正社員を狙う人材はあふれているため、
正社員を目指す人が競争を勝ち取るためには、マイナス要素を持ってはいけないのです。
最後に
万が一怪我をしたとしても、1度はチャレンジしてみるのも有り。
本音としては「絶対に怪我をしてはいけない」という事には変わりありません。
その方が正社員登用としては勝負しやすいからです。
この場合「怪我をした→もう正社員目指せない」と思ってしまいます。
しかし、工場によっては怪我のレベルや起きた状況次第で
捉え方が異なるので、圧倒的不利になりますがチャンスはあります。
その仕事が「専門職」で代わりがいない存在であれば、
正社員として雇用のケースが極めて稀にありました。
なので、怪我をしても1度は挑戦してみる価値はあります。
それでも、
・職場の上司から登用試験に呼ばれない
・登用試験を何度も受けさせてもらっても受からない
という場合は諦めた方が良いです。
あくまで正社員にこだわるのであれば、自分のスキルを磨いたのち
同じ工場系の仕事を探してみるのもいいでしょう。
もしも工場系の求人を探すのであれば、転職サイトをまとめた記事があるので、
そちらで、「今どんな求人があるのか?」を調べてみると良いでしょう。
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以上、正社員を目指すなら怪我をしてはいけない!?工場勤務の働き方についてでした。