転職に関する調べ物をしていると、
「キャリアアップ」という言葉を見る機会が多くなると思います。
では「キャリアアップ」とはどういうことを指すのか?
その意味と具体例を紹介します。
キャリアアップの意味
今よりも高い資格、能力を身につけたり、経歴を高めること。
キャリアという意味も職業・技能上の「経験・経歴」のことを指しているため、
それらを高める(アップ)ことを「キャリアアップ」といいます。
転職業界での「キャリアアップ」とは主に「転職」を指していますが、
これは転職することで、今以上の給料や地位の求人を探すため、
「キャリアアップ=転職」となっています。
本来であれば、今まで積み上げてきた経歴や経験から、
別の仕事へ転職するという意味では「キャリアチェンジ」という言葉があります。
そのため厳密に言えば、
同じ業界の会社へ転職⇒キャリアアップ
まったく別の業界へ転職⇒キャリアチェンジ
という分け方をしてもいいです。
それでも一般的には「キャリアアップ=転職」で意味が通じるため、
小ネタ程度に考えたほうがいいです。
キャリアアップの具体例
キャリアアップの具体例としては、次のようなものがあります。
・会社内での出世
・持っている資格をさらに磨きをかける
・新しい資格を持つ
現代では転職というイメージが強いので忘れがちですが、
会社内での出世も経歴を高める結果となっているため「キャリアアップ」しています。
また例として資格にしていますが、特定の資格をさらに力を入れてランクアップしたり、
別の新しい資格を取ることで、できることを広げてることも
経歴や経験を高めているので「キャリアアップ」となります。
スキルアップとの違いは?
よく混同しがちな単語として「スキルアップ」という言葉があります。
一見同じような意味を持っているように思えますが、
スキルとは「手腕、技量、技能、技術」を意味しています。
そして、それを高めたり磨き上げることを「スキルアップ」と言います。
なので、
キャリアアップ=経験・経歴の向上
スキルアップ=技能・技術の向上
という風に分けて考えてもいいですね。
このように細かく砕いてみると、キャリアアップもスキルアップも
意味に違いはありますが、どちらもビジネスにおいては欠かせない単語となっています。