知らない人との会議などは、どうしても表情が硬くなりがちです。そんなぎこちない状態では、成果も落ちてしまう。
そこで、賢い人ほど上手いと感じる、「アイスブレイク(ice break)」の出番です。
アイスブレイクとは
氷を溶かすように、緊張を解くことを意味します。
会議前に面白いことを話したり、仕事とは関係ない話題をふったりして和ませます。慣れたおっちゃんだと、自然とやってくれるものです。
発表前の緊張する新入社員に対して「発表前に歌ってもいいぞ」とか、絶対に否定することを言って笑わせたり、やり方は様々です。なお、実施することについては「アイスブレイキング(ice breaking)」と言います。
アイスブレイク手法あれこれ
例えば、研修会などでは次のような手法があります。
簡単なゲームを行う
学生向けの研修などでは、ゲームにて緊張を解すやり方もあります。もちろん、他人と会話するゲームです。少しでも打ち解けさせて、より良い成果を上げることが狙い。
どうでもいい話し合いをさせる
本題の話し合いではなく、その前に軽い議題の話し合いをさせます。いきなり本題だと100%の力を発揮できないことが多いため、慣らすような感じで事前に話し合いをさせます。
慣れた人が先に発表し、雰囲気を変える
いきなり取引先に発表させるのではなく、簡単な紹介などで慣れたおっちゃんなどが楽しく話します。前座的なもので、主に責任者が担当します。
気を付ける点
無駄な時間を使うのは極力避ける。
いくらアイスブレイクが必要だからと、会議に無駄な時間を使うのはやはりNGです。やはり、開始時間ぴったりから本題に入りたい。
したがって、会議前の5分ほどが勝負所です。おおよそ会議前は雑談タイムです。緊張している人がいたら、話しかけて和ませる。
アイスブレイクのために時間を消耗させるのは避けたい。
面接でのアイスブレイク
面接官も重要となるテクニックです。
ほとんどの場合、応募者は緊張しているため、いきなり「自己紹介してください」ではぎこちない。その前に「かっこいいスーツだね」とか、雑談をするアイスブレイクは効果的。
何か一言でも会話をすると、話しやすくなるものです。「できる人」は面接で緊張しないものですが、やはりそれでも一言でも会話をすると話しやすい。
こういうことを心がけている面接官は、少し信用ができます。
まとめ
想像以上に緊張している人がいると考える。
私はほとんどの場面で緊張しません。だからといって無頓着に進めるのはやはり良くない。想像以上に緊張して汗かいている人がいると考えるべきだろう。
緊張は解して損はない。解せるものなら解す。これを心がけていきたい。
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以上、「会議や面接で必須となる「アイスブレイク」とは?」でした。