「コワーキングスペースを利用してコスト削減」
など、低コストで利用できるコワーキングスペースですが、
そもそもどういう意味なのか？またメリット・デメリットはどんなものがあるのか？
知っておきましょう。
コワーキングスペースとは
引用元：こだいらコワーキングスペース
共有オフィスのこと。
事務所や会議室、デスクなどのスペースを共有して利用をするオフィスのことで、
在宅勤務者、起業家、フリーランス、出張など様々な人が利用しているスペースの事です。
実際に利用する場所は、個室のような区切りは無く、
図書館のように広々と異なる他の分野同士の人々と共に利用している空間です。
似ているもので「フリーアドレス」がありますが、あちらも同じく図書館のような空間で
仕事をしますが、同じ部署・企業内で利用できるオフィスなので若干異なります。
フリーアドレスについてはこちらを参照してください。
→「注目を浴びている「フリーアドレス」とは？」
コワーキングスペースの利用するメリットは？
コワーキングスペースの利用によって得られるメリットは、次のようになっています。
・低コストでの利用できる
・別分野同士の交流も可能
・会議室が利用できる
主に3点のメリットがあります。
低コストでの利用
一般的なレンタルオフィスを1つ借りるとしても、月額1～5万ほど必要になります。
一方で、コワーキングスペースは利用プランによって異なりますが、
月額1～4万円ほどで利用できたり、6時間の利用で月額3千～6千円、
一時利用（ドロップイン）であれば、2時間ほどで600円などもあります。
1つオフィスを借りることに比べると、かなり安いです。
別分野同士との交流
コワーキングスペースは、様々な分野の人が共有で利用できるため、
独立している同士の交流を深めることができることから、
新しい刺激を受け仕事に励むこともできます。
その他にも、一緒に仕事をする事もできたりと、
ビジネスとしてお互いに協力することもできたりします。
会議室が利用できる
在宅ワークで仕事をするなど、自宅で仕事をする人にとっては
従業員を集めて会議をするとなると、場所を確保する事が難しいです。
ですが、コワーキングスペースではその会議室もオプションであるので、
商談や打ち合わせなどの必要な時だけ利用する場合もありがたいです。
※選ぶプランによっては会議室が無いものもあります。
コワーキングスペースの利用するデメリットは？
・周囲の声や音で集中できない
・作業スペースが狭い
・セキュリティの問題
デメリットとしては、この3点があります。
周囲の声や音で集中できない
本当の図書館のような静かに利用する事がルールではないので、
周りから声や音が当然聞こえてきます。
なので「静かなところで仕事をしたい」と考えている人にとっては、
あまり利用には向いていません。
逆に「静かすぎるのが嫌」という考えの人の方が向いています。
作業スペースが狭い
オープンなスペースですが、テーブルに椅子がいくつも入っているような空間なので、
体格の大きい人同士が座った場合は、狭く感じることもあれば、
物をあまり広げられないところもあります。
これは、コワーキングスペースとして利用できる場所やプランによって
作業スペースが狭く感じたり、そうでないと感じたりするので、
実際に利用してみないと結論は出せません。
自分で「ここがいいな」と気に入った所を見つけることが大事です。
セキュリティの問題
共有で利用する場合、オープンな場所で仕事を始めるので、
もしも重要な書類などが多い場合は、機密が漏れる可能性があります。
ですが、貸切として利用できる所もあるので、
自分の仕事の機密レベルを考えながらうまく利用しましょう。
まとめ
低コストで他分野との交流もできるが、集中できない・機密が漏れる可能性がある。
このように、コワーキングスペースの魅力は何と言っても低コストであることです。
仕事においてコストが削減できるのであれば、とても嬉しい事。
ですが「自分の仕事・性格がどのようなものなのか？」を把握した上で
うまく利用しないと、無駄な料金を支払って後悔するので注意しましょう。
――
以上、コワーキングスペースとは？その意味とメリット・デメリットでした。
