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大企業におけるムダゼロ会議術を考える

投稿日:2018年05月31日

会議室

「ムダゼロ会議術」

大企業で働くと無駄と思える会議ばかりです。
無駄な会議はゼロにしたかったですが、
「会議の開催が決まり」となっているため、かなり難しい。
ISO9001等でも定められている場合、なおさらに難しい。

役員クラスが取り組まないと改善されない問題です。
実際、「もし私が大企業の役員だったら」と仮定し、ムダゼロ会議術を語ります。

1、決定のためだけの会議を無くす

別に会議をしなくても結論は同じだった。
そう思える会議は不要です。

大企業の場合、会議は「決定させる場」でもあるため、
ほとんどの場合は提案通りの決定となります。
事前に根回しもするため、これといって揉めることは無い。

事前に話しがついているので、「決定のための会議」は不要です。

2、資料に書いてある通り読む馬鹿な行為を無くす

見たらわかることの説明は不要。

資料を読むだけという発表者は本当に多い。
見たら30秒、読んだら10分です。
その10分になんの価値もない。

まさに時間泥棒。

3、定例会を止める

特に重要な議論もないのに開催する会議は不要。

毎月集まりましょう!という会議が本当に多い。
わざわざ出張してまでするので、かなりの無駄です。
一応は「仲良くなる」というメリットはありますが、やはり無駄。

このためだけに資料を作ったり、関連部門を招集したり。
もう無駄の極み。すぐにでも止めた方がいい。

4、係長に決定権を持たせる

何でも課長の承認が必要という、一極集中は無くすべき。

会議をやるにせよ、課長の承認が必要になる。
係長は決定権がないので、課長に参加してもらう。
こうなると課長に合わせた会議となってしまいます。

よほど重要なことでない限り、係長クラスの承認で問題ない。
大企業の係長は中堅の人材なので、ベテランです。

5、勉強になるからという理由で参加させない

勉強として参加する人が多すぎる。

実際、必要なのは担当者と決定権がある人だけです。
部下と上司、一人ずつで問題ない。
なのに、「俺も聞いておきたい」と、無駄に参加する人が多い。

これが一刻も早く禁止しなくてはならない。
無駄に参加して、無駄に残業。
これが当たり前なのが大企業です。

まとめ

「決まりだから」と仕方なく開催する会議が大半を占めている。

その会議をやらなかったらどうなるか?
と考えても、ほとんどの場合が全く問題ありません。
担当者同士の打ち合わせで結論が出ています。

それを管理職が承認すれば良いだけのこと。
承認が難しい難題のみ、会議をすればいい。
もちろん、情報の共有方法は別途考える必要がある。

実際に大企業で長年働きましたが、本当に無駄会議ばかりです。
会議のために1日が終わるという、馬鹿みたいな仕事。
資料も係長、課長、部長の承認が必要で、やってられない。

取引先に提出する資料ならわかりますが、
他部門に説明する資料でここまでやる必要はありません。
どれだけプライドが高いんだ、という話しです。

このようにもの凄い壁があるのが大企業。
だからこそ会議が多くなるのですが、やはり無駄です。
ムダゼロ会議術を極めると、素晴らしく業績が上がるだろう・・・

--

以上、「大企業におけるムダゼロ会議術を考える」でした。

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