定年退職後のキャリアアイデアについて、
アメリカのWEBサイト「HowStuffWork」から記事を見つけたので紹介し、感想を書きます。
「10 Second Career Ideas for Retirees(退職者のための第二のキャリアアイデア10選)」
キャリアアイデア10選
10、非営利団体
今まではお金儲けばかり考えて生きてきた。
定年後はそんなことは止めて、社会の役に立つことだけを考えよう!と。
実際には非営利と言いながらも活動資金を得る必要はあるので、
最低限の収入は維持しないといけません。
企業と違い、堂々と寄付を求めることができるのが良いところです。
金持ちの慈善活動は定番です。
9、学校教育(教師)
ビジネス関連の教師になったり、
教員不足に嘆く学校の教師になったりと、
いろいろ需要があるようです。
日本でも定年後に専門知識を生かして、
専門学校の指導者になる人もいます。
コネや実績が無いと厳しいと思いますが、待遇が良いので狙ってみたい。
8、ヘルスケア
これは介護などのことで、アメリカでも需要急上昇中のようです。
日本でも乱立して30年後の廃墟化が心配なレベルです。
介護なら仕事はいくらでもありますが、
定年後だと老々介護となるので体力的な厳しさがあります。
栄養士など、専門的な立場で参加するのが理想だろう。
7、簿記・納税調整
フリーランス等での税理士的な仕事です。
今までのスキルを活かし、というよりほぼ継続。
サラリーマンか独立か、の違いになる。
このスキルは一生ものなので、
定年が近づいてきたら独立することを考えていきたい。
6、コンサルティング
これも仕事の続き的なもので、
今まで培ってきた経験を生かせる仕事です。
〇〇アドバイザーになったりして、若い人を助けていく。
日本ではあまりコンサルを活用する人が少ないように思いますので、
アメリカと比べ難易度が高いだろう。
5、エグゼクティブ&キャリアコーチング
昇進やキャリアアップのためにコーチングする仕事です。
定年後ということで、「1時間150ドル」など、
単発的なコーチングを勧められています。
アメリカでは「コーチング」が当たり前なので、
かなり需要のある副業でもあります。
日本は「相談料無料。続きは有料。」という文化なので、やや厳しい。
しかし、ビジネス、人生のパートナーとして活躍する仕事は日本でも流行る可能性がある。
意識しておきたい。
4、バーテンダー
バーテンダーとしてお酒を愉しみながらマッタリと。
お客さんと話しながら過ごせるので、
定年後の稼げる娯楽として良い職業です。
ただ、夜型の生活になるので、ここはデメリット。
日本なら街中じゃないとバーは厳しいだろう。
地元の小さな居酒屋程度に考えたい。
3、ブロガー&コラムニスト
ブログでの広告収入や、ライターとして原稿料を得るような仕事です。
今までの経験を生かせるので、誰もが気楽にできる。
ただ、成功しないと毎日の朝食代にもならない可能性がある。
ここで有名になれば、別の仕事に繋げることができるのも良い。
ネットでの活動というのは、今時は基本だろう。
2、政治家
「元〇〇」という政治家はとても多い。
定年後も政治家になることは十分可能です。
国会議員は難易度が高いですが、市議会議員程度は十分狙える。
まずは小さなところからやってみてほしい、と書かれています。
不満を言う生活から、不満を受け入れる生活へ。
経験豊富な素晴らしい人はどんどん政治家になってほしい。
1、フランチャイズオーナー
「起業に遅過ぎるというのはない」と、ベスト1はフランチャイズ。
コンビニやファーストフード、古物商、探偵などいろいろあります。
退職金があるので、始めるにはかなり適している。
ニートな子供と始めるのも良いだろう。
当然ながら、失敗すると絶望的。
しかし成功すると大きな収入。
最後の最後に社長になりませんか?
以上です。
退職金や年金があれば、退職後は余裕があります。
日本でも団塊世代なんてウハウハです。
今の若者は地獄だと思いますが・・・
アメリカでも格差が進み、定年後の安泰なんて保障ありません。
定年=転職という気持ちで、若い頃から計画を立てていきたいですね。