警察官は退職後も職に就きやすいのは周知。
では、アメリカではどんな仕事をしているのか?
アメリカの大人気サイト「HowStuffWork」から、
「5 Career Opportunities for Retired Police Officers(引退した警察官のための5つのキャリア機会)」
を紹介し、感想を書きます。
※40代で退職する警察官の場合の話しとなっています。
5つのキャリア
5、損失防止スペシャリスト
犯罪での損失防止のために働くものです。
デパートでの万引き防止策をアドバイスしたり、
サイバー攻撃に関する対策を立案したり。
大企業では横領などの操作員として雇う場合もあるようです。
警察官としての知識を活用できるので、
企業としてはとてもありがたい人材。
ただ、特にスキルの無い警察官は警備員などになるだろう・・・
4、犯罪現場調査官
アメリカでは犯罪現場の調査専門の組織があるようで、
そこに入社して鑑識のような仕事をすることができるようです。
それだけ犯罪が多くて手が回らないのだろうか・・・
日本では「探偵漫画」は普通にやっていますが、
現実では犯罪現場の民間人の調査は不可能です。
あるのは「指紋調査」「筆跡鑑定」など。
こういうのは民間企業もやっていますので、採用されるかもしれません。
3、私立探偵
これは警察官でも「刑事」の部類ですね。
ただの交番勤務員ができる仕事ではないと思います。
雇われではなく独立開業もできるので、
自由に働けるのが良いところです。
2、賞金稼ぎ
犯罪者が保釈金を払えない場合、貸し付ける企業があります。
が、それで逃げる人がいるようで、
追跡して捕まえると10%~20%程度の賞金が出るようです。
(ちょっとよくわからないので原文を。。)
凄い人は年間で8万ドルも稼ぐようですが、
「悪人の追跡」ということで、リスクは高い。
なんともアメリカらしい。
1、警備員/ボディーガード
定番中の定番。
日本は体術となりますが、アメリカは銃。
アメリカは命がけなのに対し、日本はリスクは低い。
定年後は現金輸送などの危険な仕事は厳しいので、
店内の警備員など、ほぼノーリスクな仕事が主です。
この手の仕事で良ければすぐに働けるだろう。
以上です。
想像通り警備員が1位でした。
警察官は基本的な体術もあり、身元も保証されているので、
警備員としてはうってつけの存在です。
いくら強くてもヤンキー上がりのような人ではいけない。
ただ、その体術・信用だけを売りにするのはもったいない。
狙えるなら最初に紹介した「損失防止スペシャリスト」として、
コンサル的な仕事を狙うのが良いかなと思います。
警察官は昇進よりも、専門性を身に着ける仕事を重視した方が良いかもしれません。