「無駄な会議」とは言うけれど、具体的にはどんな会議が無駄なのか?
特徴を5つ紹介します。
1、近況報告が目的
「今の状況はこうです。」で終わる会議は究極に無駄。
メールで済むような会議は多い。共有のエクセルファイルなどに近況を書いているにも関わらず、会議に参加して同じことを報告する。
「会議の参加がルール」としてしまうと、どうしてもこのような無駄な会議が量産されてしまいます。
2、指摘だけで終わる
結論を出す会議なのに、指摘・宿題で終わるのは時間の無駄。
「できない人」に共通する会議内容です。そんな資料ではそらそうなるやろ・・・と。上司も何をしているんだ?と。これが大企業クオリティ。
これは事前に担当者同士で打ち合わせをしていないことが原因です。ぶっつけ本番で挑むと、ほぼこうなってしまいます。コミュ力がない人は会議でも迷惑です。
3、ただの資料の発表
資料内容をそのまま読むだけの会議は会議じゃない。
多くの人が資料に書いてある通り読みます。見たら30秒、読んだら10分です。ただぼーっと聞いているだけとなり、「ええ加減にしろ」となる。
「何かありませんか?」という最後で、「開始30秒の時点で何もないわ」と。記録を残すことが目的の場合、本当にこんな会議があります。会議じゃなく、承認回覧で行うべきだろう。
4、コミュニケーションとして集まる
グループ会社との定例会などは、会議する価値は少ない。
顔合わせ目的としての会議も多いものです。全てが無駄ではないですが、「成果」となると無駄としか思えない。電話やメールで十分な内容を出張してまで集まり、報告する。
仕事付き合いとして、年に一度はやる必要はあると思います。会議よりも懇親会での情報共有が重要。毎月は必要ない。間違いなく。
5、強制力がない
やらなくても問題ないことを議論するのは無駄。
「やりましょう」と決定するものの、実際には何にもやらずに数か月経過。こういったことは当たり前のように起こります。
なぜかというと、優先順位の問題です。確かにやらないといけない。しかし、優先順位は低い。こうなることがわかっている場合、その会議は何の価値もない。
会議している暇があれば重要案件を先に終わらせろ、と。こんな仕事の邪魔となる会議で苦しんでいる人は多い。
まとめ
あまりにも利益を見ていない。
本当に利益になるのか?この時間をかける価値はあるのか?そう考えると、こんな無駄な会議はできないものです。ここはやはり、リーマンクオリティ。
ほとんどの場合、会議を「重要なこと」と勘違いしています。だから、会議をやるだけで満足してしまう。今日は忙しかった。頑張った、と。
会議など、利益を上げるための過程でしかない。この意識を持ち、過程にもならない会議は廃止にしていきたい。
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以上、「大企業の日常 ~無駄な会議の特徴5つ~」でした。