とあるドラマでも「フリーランスの医者」と聞いたことあるかもしれません。
そして、
「フリーランスとは何か?」
と、疑問に思うことがいっぱいあります。
フリーランスとはどんな職業なのか?紹介していきます。
フリーランスとは何か?
- 特定の企業などに属していない独立して働いている人
フリーランスとは、特定の企業や団体、組織に属しておらず、
自分の能力・スキルを提供することで給与を貰っている個人事業者のことを指します。
(個人企業法人もいます)
同じような言葉で『自営業』という言葉が頭に浮かんでくると思いますが、
言葉自体は違えど、意味の違いはほとんどないと考えていいです。
ですが、細かく言えば「個人で仕事を契約して働く人」をフリーランスと呼んでも良いでしょう。
どのような職業をフリーランスと呼ぶ?
フリーランスの職種ってどのようなものがあるのか?という質問の返答はとても簡単です。
独立して仕事をしていれば、どんな仕事でもフリーランスを名乗ることができます。
例えば、どのような職種があるのかと言えば、
・ライター
・アナウンサー
・デバッガ―
・シナリオライター
・エンジニア
・ウエディングプランナー
・デザイナー
・イラストレーター
・通訳
・カメラマン
なども、フリーとして仕事を受けているのであればフリーランスです。
会社員とフリーランスの違い
結構気になる部分ですが、会社員とフリーランスの違いです。
<給与>
- 会社員:決められた給与を毎月貰う
- フリーランス:毎月変動した給与を貰う
会社員は、働いた日数や月給として毎月会社から支払われます。
フリーランスの場合は、仕事内容によっては貰える金額も違うため、
今月全然働かなかったという場合は収入は激減します。
逆にものすごく頑張って働くことで、一般的な会社員より月収が高く貰うこともできます。
<休暇>
- 会社員:会社で定められた回数から申請・報告して休む
- フリーランス:自分で決められる
会社員であれば、上司に有給休暇を申請してOKの時や
欠勤として休むなど会社に報告して休暇を取ることになります。
フリーランスは、依頼した・された仕事を期限までに終わらせることが可能であれば、
自分で好きなように休暇を取ることができます。
自分のペースに合わせられるという意味では、休暇は取りやすいです。
<保険の支払い>
- 会社員:厚生年金、健康保険に加入する
- フリーランス:国民年金、国民健康保険に加入する
基本的に会社員の保険は「健康保険」として加入し、
年金は「厚生年金」として会社と本人がそれぞれ負担して支払うことになります。
手続きは会社がほとんどやってくれるので、面倒なことが無いのが良い点です。
一方、フリーランスの場合は保険は「国民健康保険」に加入し、
年金は「国民年金」として支払うことになります。
負担額も異なるし、手続きは自分でやる必要があります。
<確定申告>
- 会社員:別途所得が無ければ、確定申告の義務なし
- フリーランス:確定申告の必要あり
会社で働いていると「年末調整」を行ってくれるため、
別途所得が無ければ、確定申告をする義務はありません。
一方でフリーランスの場合は、自営業と同じく確定申告の手続きをする必要があります。
まとめ
- 会社員は自由にスケジュールは組めないが、手続き関係はしなくていい
- フリーランスは自分で計画を立てられるが、手続きも自分で行う必要がある。
会社員だと「今日はあまり働きたくないな」と思っていても頑張って働く必要があります。
自由度はかなり制限させられますが、年金は会社が一部負担してくれるし、
確定申告などの面倒な手続きも会社がやってくれます。
一方で、自分で仕事を貰う・依頼されて働くフリーランスの場合は、
自由に計画を立てることができますが、確定申告は自分でやる必要があるため、
仕事だけやっておけば基本的に大丈夫な会社員よりは面倒なことは多くなります。
なので、会社員からフリーランスに変わると、やらなくてよかった手続きをやるなど、
面倒ごとが増えて大変なので注意しましょう。