過度の労働は体を壊してしまいがちです。
しかし、体を壊すからと「仕事をサボる、遅刻する、早退する」などを繰り返していると
周りからの評価はとても悪いものとなります。
世の中では仕事に対して献身的な人には、上司や同僚からは好意的に扱われるケースが多い。
できればそのような環境の中で仕事を続けたいと思うのが人間です。
そこで、海外ではどのようにして「周りの影響を落とすことなく、仕事を抜け出しているのか?」
その悪い言い訳と良い言い訳を紹介します。
「Good (and Bad) Excuses to Leave Work Early(早く仕事から抜け出す良い&悪い言い訳)」
1、言ってはいけない理由とは
最初は悪い例から。
早く仕事を抜け出すとき言ってはいけない理由は以下のようになっています。
・嘘をついての早退。
・退屈な気分、やる気がないから。
・二日酔い。
・友達と遊ぶ。
・新しい仕事を探しに行く。
・職場で悪いニュースを受けた。
・ストレスを感じるから。
・企業が主催するレクリエーション活動以外の活動に参加。
・友人・彼氏・彼女との喧嘩。
・緊急性のない余暇。
・理由としては正当だが、何度も早退理由として使う。
このように書かれてある理由は、当たり前とも言えるぐらい抜け出してはいけない理由ばかりです。
ましてや「嘘をついた」場合は上司や同僚からの信頼を取り戻すのは困難を極めます。
その中でも一番難しいのは「理由としては正当だが、何度も早退理由として使う」というもの。
例えば「子供の定期的な診断がある」という理由として正当であっても、
何度も同じ理由として仕事を早く抜け出すと、信頼を失いかねません。
そのような突発的ではない既に分かっている理由であれば、
計画を立てるなどして、仕事をカバーする工夫をすれば問題は解決されます。
理由があるから仕事を途中で抜け出すのではなく、
出来なかった仕事をどう埋めようとしているのか?
と、その後の行動こそが周りの評価を維持するために必要な事なのです。
海外で使われる良い言い訳とは
海外で使われている仕事を早く抜け出せる理由は次のようになっています。
<宗教義務や地域社会関連のイベントへの参加>
身近なものとしてはボランティア活動など。
<地域の商工会議への参加>
商工会議だけでなく、業界のイベントへの参加など、
潜在的にビジネスに繋がる交流への参加。
<クライアントの義務>
会社にとって重要な顧客との外出や旅行など。
要するに「接待」のことです。
<専門的な開発の追求>
上司が推奨しているグループプロジェクトへの参加など。
<生産性に関連する要望>
近くの喫茶店や図書館などで集中して仕事をしたい。
昨日夜遅くまでオフィスに滞在したから今日は早めに帰るなど。
<レイオフによる雇用関連活動>
「レイオフ」とは再雇用を条件とした一時的な解雇のこと。
雇用主からの通知があったから就職面接をしたいなど。
<病気・事故・死亡などの家族の義務>
家族の誰かが病気で倒れたり、事故に遭うなど。
子供の病期を連れて行くための早退。
(ペットは一部の職場では許可している)
<個人的な病気>
重度のけいれんや片頭痛、アレルギー反応、歯の治療など。
病院が閉まる前に診断を受けたいから早退が理由ですが、
昼食の合間の休憩時間で行く事は出来ないのか?など
営業時間外で計画を立てるようにする努力を先にする必要があります。
<緊急性のある重要な家庭・金融問題>
「モーゲージ」と呼ばれる新しく購入する家のローンなど、
不動産関連の話し合いへの出席や自宅の火災・何者かの侵入、
緊急・重要な家具、家電の署名が必要など、
それを営業時間内で行われなければならないこと。
以上が、海外で仕事を早く抜け出す理由の一例です。
総評
批判される隙を与えない理由と行動が必要。
海外ではその人の理由が妥当かどうかよりも、
その内容が批判する事が無く、批判する事が難しい理由であれば、
会社を早退する事が可能なようです。
また、働く時間内はサボることなく、常に100%の仕事をしているのか?に対して
「YES」と自信をもって答えられる結果を残すことも大事です。
このような正当な理由があるから、早退せざるを得ない。
または「なるべく帰らないような努力をしたが、厳しいので帰らせてください」と
上司や同僚から評価の下がる事のない理由であれば、仕事を途中で抜け出す事が可能です。