「面接で頭に来た!」
と掲示板などで面接の悪口を投稿してしまう人が多い。
ほとんどの場合はどの企業かわからないようにするものですが、
中には企業名がわかる状態で批判する人も。
名誉棄損で訴えられる
事実であっても名誉を傷つける内容は訴えられます。
例えば、「面接官がヤクザ!」とかいう内容です。
これは事実でもNG。訴えられて賠償金・慰謝料数十万円コースです。
「面接官の田中がきもかった」とか、こんなのもダメ。
たった一言でも、拡散されれば「〇〇はこういう面接」と広まるものです。
こうなると応募が少なくなるなど損害が出るので賠償金の請求。
ただ傷つけられただけなら慰謝料の請求。
裁判までとはいかず、示談として「お金を払え」と書類が届くケースが多いようです。
拒否すると裁判して、慰謝料上乗せ、と。
本当に馬鹿らしいことです。
絶対に特定できないようにすること
いくらひどい悪口でも、相手が不明であれば問題ない。
匿名状態にてTwitterに投稿する程度であれば、ほぼ特定はできないと思います。
問題は企業ごとの掲示板などに投稿すること。
相手がハッキリしているので、誤魔化しが効きません。
名誉棄損は、その発言が不特定多数に広まることで成立します。
面と向かって相手に言うだけなら、名誉棄損にはならない。
ネットだと、一対一のメールやラインなら大丈夫です。
ネットでの投稿は基本的には不特定多数に広まるため、
「本当に問題ないか?」と常に冷静になりたい。
復讐は考えない
こうして訴えられる人は「復讐心」が原因です。
「許せない!ネットで評判を下げてやる!」と。
冷静になれず、「転職会議」などに書いてしまう。
こうなるともう、手遅れです。反省しても許してくれません。
面接ごときで復讐なんてしても何の意味もありません。
さらに逆襲されるのがオチなので、気持ちを切り替えて次に進みましょう。
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以上、「面接に落ちた!そんな復讐は名誉棄損に注意」でした。