現在の日本は高齢者になると年金がもらえます。
しかし、その年金が必ずしも自分にとって納得のいく金額なのでしょうか?
高齢者になっても、働いていける仕事を知っておく必要があるかもしれません。
そこで、海外の高齢者はどんな仕事をしているのか?
今回はこの記事を紹介します。
「The 10 Best Part-Time Jobs for Seniors(高齢者向けパートトップ10)」
高齢者のためのパートタイム
1、コンサルタント
コンサルタントは自分が持っている専門的な知識を若い人へ教えるお仕事。
特に名乗る上で資格を必要としないこの職業は、クライアントが問題にしている部分を見つけ、
それを解決したり、手伝ったりすることで報酬が貰えます。
自分が今まで蓄えた知識や経験が豊富であればあるほどお金が稼げる仕事ですね。
そこで実績も積み重ねる事ができたら、順調に稼ぐ事ができるでしょう。
2、家庭教師
家庭教師は元教師の人であれば、
その肩書きから自分の知っている科目を教える事ができます。
日本でも教師じゃない人でもすべての科目を教えられる人も多いですが、
最初は実績を積まない事には何も始まりません。
何十人も希望の学校へ合格させるなどの実績を積まない事には
本格的に稼ぐことは難しいでしょう。
3、スポーツ指導者
簡単に言えば「コーチ」ですね。
新しい世代の選手に自分のノウハウを教えるお仕事です。
育成・メンタル・戦術を教えて選手が育っていく姿を見ることができます。
最初はジュニア世代の指導をすることが多い。
4、税務申告者
一般的にどこか企業へ勤めている人は、自分で税金の計算をせず、
言われるがままに税金を支払っている人も多いです。
会社では様々な税金が支払われていますが、
メインとなる税金は会社が自分で計算して税務署などに申告する事が多いです。
そして税務申告の仕事は、その税金の税額の計算や申告書・送付する書類の作成など行い、
送付する書類は「決算報告書や勘定科目内訳明細書、事業概況書」などの作成があります。
簡単に言えば「税理士」ですね。
資格も必要で高度な知識と実務経験が必要な仕事なので、
経験者であれば、高齢者でもできる可能性のあるお仕事です。
5、簿記者
主に会社の仕入れ額、販売額などお金の出し入れの記入で
ものすごく簡単に答えると、家計簿を作るお仕事です。
会社ともなれば一定のルールに沿って業務が行われます。
この仕事はエクセルなどの会計ソフトウェアが使える人である必要があります。
6、メディカルビラー/コーダー
日本では「診療情報管理士」という呼び名になります。
主にカルテなどのデータ管理、病名のコーディング、データ調査・分析で
患者と関わることはほとんどなく、パソコン業務が多い裏方業務です。
医療事務とは資格も仕事内容も違うので注意。
7、カスタマーサービス担当者
お客様からのお問い合わせに対応するお仕事。
最初に電話対応やビジネスマナーの基本と
商品やサービスなどの知識を学ぶ必要があります。
主にコミュニケーション能力の高く、相手に伝え理解してもらえるような話術も必要です。
8、仮想アシスタント
簡単に言うと「秘書」です。
ただし、仕事内容は社長について行くような秘書ではなく、
「在宅からインターネットを使って遠隔で秘書業務など仕事を代行するサービス」
と思うといいですね。
海外だと「バーチャルアシスタント」という名前で使われます。
AIが行う業務とは違うので注意しましょう。
業務内容の詳細としては、かなり幅広いです。
データ入力系の作業、スケジュール管理、マーケティングプランの作成、
Webデザイン、翻訳、役員個人のパーソナルなアシスタント業務など。
パソコンを使った業務をひと通りできる人であれば
おすすめなお仕事でもあります。
9、ペットシッター/ドッグウォーカー
名前の通り、犬のお世話をするお仕事です。
飼い主が所要で家を空けるときに、飼い主に代わりペットの世話をすることを主な仕事です。
国家資格のような特別なものが必要という訳ではありませんが、
まったくの未経験から働き始めるのはかなり難しいです。
ペットが安全かつ快適に過ごすために必要な事は何か?や
ケガや病気をした時の対処法や知識やスキルは必要です。
10、ブロガー
ブログを書いて稼ぐ人たちです。
もしあなたがネット上にはない内容を披露できるだけの知識があると
稼ぐ事ができるかもしれないお仕事です。
ただし、ブログをどう運営すればいいのか?
その最低限の管理・運営方法の知識は必要となってくるでしょう。
言葉だけでなく、そこそこ知識も必要です。
最初から稼ぐようなブログを作るのは非常に難しいので、
日記を書くブログなどから始めると、勉強になります。
総評
今まで働いてきた知識を用いて仕事をする。
高齢者になると、相手に信頼してもらう方法としては、
経験や実績、特別なスキルを持っていることが必要となってきます。
若手にはない、熟練の経験が高齢者になっても稼げる原動力になります。
また、未経験だとしても「その仕事内容を覚えられるのであれば」
小さくても稼ぐことはできます。
まったくの収入0円の年金暮らしよりは、
ちょっとした小遣い稼ぎ程度で始めて見ると良い結果が残せるかもしれません。