「~することを努力しました!」
このように面接で採用担当者の質問に対しての返答として喋ることがあります。
ですが、どうせなら他の人とちょっと違う言葉に言い換えて、自分の質問の返答に説得力を増したりなどうまく伝えてみましょう。
うまく言い換えて「努力」を伝えよう!
1、投げ出さない
「困難に対して挫けることのない」ことを伝えるときに使う言葉です。仕事が辛いときも途中で辞めないことをアピールしたいときに使える言葉です。
しかし、仕事は投げ出さないことは当たり前なのでうまく使い分けましょう。
別の言葉では「放棄しない」という言葉もあります。
- 部活で辛いことで有名な練習がありましたが、途中で投げ出さずに最後までやり遂げました。
- 上司から強く叱責を受けましたが、途中で投げ出すことなく期待以上の働きが出来るように努力しました。
2、歯を食いしばる
「苦痛や無念さなどを懸命にこらえる」という意味があります。自分に我慢強さがあることをアピールしつつ、それでも努力していたことを伝えることができます。
別の言葉では「辛抱強く」という言葉もあります。
- 私の長所はどんな苦境でも歯を食いしばって問題を解決することです。
- 歯を食いしばりながら、自分が納得できるより良い商品の開発に挑戦していました。
3、ひたむきに
「一つの物事だけに心を向けている、忍耐強く、一途に打ち込む」という意味があります。ひたすら努力を続けていたことを伝えることができる言葉です。
別の言葉では「真摯に、一途に」という言葉があります。
- 私はお客様が安心して商品を購入して頂く為に、商品の特徴の違いなどを即答できるようにひたむきに勉強していました。
- 自分が求める目標を実現するためにひたむきに仕事に打ち込んでいました。
4、人一倍
「他と比べて努力している」という表現で使える言葉です。
自分が周りよりも高い実績を持っていた時、それ以外にも周りよりも努力していたことを伝えられます。
ただし、言い方次第では「同僚の評価を軽視している」という悪い印象を与える危険があるので使い方には十分に注意する必要があります。
別の言葉で「誰よりも」という言葉もあります。
- 前の職場では会社のノルマを達成するだけでなく、人一番努力してノルマ以上の成績で会社に貢献していました。
- スキルアップのために人一倍勉強をして知識を身につけ、仕事の効率化を上げる努力をしました。
5、骨身を削る
「体がやせ細るほどに努力し、苦労する」という意味があります。与えられた仕事に対して労力を惜しむことなく働くことができることを伝えられる言葉です。
別の言葉では「身を粉にして」という言葉もあります。
- 会社の経営が苦境に立たされたとしても、骨身を削って働いていました。
- 後輩を激励しながらプロジェクトの先頭に立ち、骨身を削って仕事をしていました。
6、苦労をいとわない
「苦労を嫌がらない」という表現で使う言葉です。仕事でどんな苦境があっても、逃げることなく立ち向かうことを伝えられる言葉です。
使い方次第では「目的のために手段を選ばない」と誤解される可能性もあるので、組み合わせる文章に注意しましょう。
別の言葉では「身を投げ打つ」という言葉もあります。
- 良い商品を開発するために苦労をいとわない覚悟で取り組んでいました。
- 苦労をいとわずに仕事に取り組んだため、会社の売り上げに大きく貢献することが出来ました。
7、心を砕く
「いろいろと気を遣う、心配する」という意味の言葉です。面接では「苦労したけど、力を尽くした」と伝えるときに使うようにしましょう。
別の言葉では「打ち込む」という言葉があります。
- 仕事の効率を上げるために心を砕いて改善しました。
- 企画を進めるときに他に問題が発生することが無いか心を砕いてチェックしていました。
まとめ
- 「努力します」よりも「骨身を削って努力する」の方が言葉に説得力が増す
採用担当者になったつもりで聞いてみると、後者の喋り方の人材を注目したくなると思います。このように言葉を少し言い換えるだけで、言葉の重さや説得力が増すので周りよりも面接で自分をアピールしやすい有利な雰囲気で面接が出来るようにしましょう。