スピード出世する新入社員はどんなやつか?
と大企業での経験で感じたことを語ります。本当に古臭い典型的な大企業の場合です。
1、学歴
とにかく学歴重視。
学歴が高い人は、最初から出世コースに入っています。次の転勤先まで決まっていることが普通です。ただもちろん、仕事ができないとそれも終わる。
学歴が良く、期待通りの仕事をしていれば、特別に高い能力が無くても出世していきます。「こいつは課長にする予定」と最初から決まっている。
配属先が平等と考えてはいけない。
2、配属先の運が良い
係長になれる人材がいないチームに配属されれば、数年で係長になれる。
これは実力関係なく、完全に運です。たまたま上司が転勤になり、「お前が引き継げ」と。こうして5年目で昇進し、課長へのリーチとなる。
これが一番最速での昇進だと思います。
3、とても可愛がられている
可愛がられないと昇進しない。
どんなに仕事ができる人でも、「嫌なやつ」と思われると昇進しません。だいたい昇進するのは、上司から可愛がられる人です。育て甲斐がある人を下に置きたいもの。
昇進する人は、どの上司とも仲良くやります。飲みも積極的に行い、貯金は無いほどに。
部長以上はここが一番大事です。実力関係なく、可愛いかどうかという基準。
4、上司のサポートをしている
上司の補佐となる仕事をすると、出世は早い。
上司も引継ぎを考えないといけません。そんな時、候補に挙げられるかどうか?日頃から上司を補佐していれば、ほぼ合格です。
出世する人は積極的に補佐をします。上司の手助けが最優先。仕事を貰います。いつしか雑用が無くなり、プロジェクトを任されたりする。
上司に近づく人は出世が早い。
5、人望がある
「こいつなら大丈夫」と思える人間になっているかどうか。
係長クラスなら誰でも良いものですが、課長となると人望が大事になってきます。大企業なら、課長になる最年少はおおよそ35歳。その頃に「こいつなら課長でもいい」と思える人望を集めているかどうか。
部長となるとさらに人望が必要になる。スピード出世はおおよそ部長までを表すので、いかに早くから人望ある人間になるか?が重要です。
部長になる人は、やっぱり信頼が厚いです。堂々としていて、頼りになる。「口だけ」という部長も多いですが、やっぱり堂々としてます。
まとめ
管理職になることを前提で成長すると、昇進が早い。
ルーチンワークだけをこなしても昇進しません。責任感ある仕事をこなし、上司代行として活躍する。これだけで昇進してしまうものです。
学歴があると有利ですが、部長クラスとなると実力も必要です。あくまでも有利なだけであり、見捨てられたら終わり。
いかに難しい仕事を貰うか?と考え日々過ごす。そうすると、どうしても上司と仲良くやる必要があります。上司をサポートし、Yesマンのように。嫌がられるタイプですが、間違いなく昇進します。
役員レベルになると、ほぼ社長の好みです。派閥で固まるので、誰に付くか?が重要になってくる。ここは運ではない。選び取り、勝ち取るもの。
ただ一生懸命仕事をするだけではスピード出世はしない。している人は戦略を持って取り組んでいるはずです。
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以上、「スピード出世する新入社員の特徴とは?5つのポイントがある。」でした。