20代は「若さ」からの将来性を買われて内定をもらうことがあります。
しかし30代・40代となると、次は「経験や実績」をアピールしていくことになります。
では面接で「経験や実績」をうまく伝えることが出来る
魔法のような言葉はどのようなものがあるのか?
紹介します。
面接で経験と実績をうまく伝えられる言葉とは
1、貴重な経験
「なかなか機会のない経験のこと」を意味する言葉です。
仕事を続けるうち、滅多に経験することのない出来事が
良い意味でも悪い意味でも経験することがあります。
そんなエピソードを喋るときに付け加えて喋ると良い言葉です。
別の言葉では「得難い経験」という言葉もあります。
- 会社の社長と経営についてお話したことは、今となっては貴重な経験だったと感じています。
- 海外で暮らしながら仕事をした貴重な経験があるので、御社の海外進出の際には役に立つことが出来ます。
2、達成感
「物事を成し遂げたことによって得られる満足感」という意味を持つ言葉です。
職場の仲間が一丸となって企画を成功させたことや
自分の仕事で辛い時期を乗り越えた時など、
体験談となるエピソードに付け加えると良い言葉です。
別の言葉では「充実感」という言葉もあります。
- 残業が多くなる繁忙期の時期を乗り越えたときの達成感が私は好きです。
- チーム一丸となって新事業を成功させたときの達成感は今でも忘れられません。
3、実りある
「得るものが多い、成果を伴う」という意味の言葉です。
仕事を続けて、そこから問題点が出てくることもあるため、
それを体験・経験したという話をする場合に使える言葉です。
他にも良い意味で勉強になった経験談を話すときにも使えるので
使い勝手の良い言葉でもあります。
また、別の言葉で「努力が報われる」という言葉もあります。
- 前職の海外への出張は私にとっても実りのある内容となりました。
- お客様からのアンケートを1枚ずつ確認することで、今後に活かせる実りのある調査となりました。
4、肌で感じる
「直接経験する」という意味を持つ言葉です。
空想論で物事を考えることなく実際の現場に赴き、
直接体験したことある経験談があれば、このような言葉を使うといいです。
別の言葉では「実感する」という言葉もあります。
- 新しいシステムの開発のため、実際に現場で働き、肌で感じたことをまとめ、開発に反映させたことがあります。
- 御社の工場内を見学したことがあり、製品に対する情熱を肌で感じることが出来ました。
5、自信につながる
「自信を持つ」という意味の言葉です。
何かしらの問題が発生した後に、次へ活かすことが出来たという
自信につながるまでの体験談を話す場合に、この言葉を付け加えてみてもいいでしょう。
別の言葉では「自信を深める」という言葉もあります。
- 新事業の立ち上げに成功した経験が大きな自信につながりました。
- 後輩の育成として、自信につながるような経験が出来る工夫をしていました。
6、劣等感を克服する
「自分が他人よりも劣っていると感じる」という意味の言葉です。
カタカナだと「コンプレックス」という言葉を用いてもいいでしょう。
克服した経験談を話す際に喋る言葉なので、
「自分のとって短所となっていた部分だったが、今は克服しています」
と話したいときに使ってみるといいでしょう。
別の言葉では「困難を脱却する」という言葉もあります。
- 私は人と話すことが非常に苦手でしたが、営業職で経験を積んだことで劣等感を克服しました。
- 劣等感を克服するために、同じ境遇の人と話す機会を頂いたことがありました。
7、日の目を見る
「それまで埋もれていたものが世に知られるようになる。」
「長い間不遇だった者が世に認められるようになる。」
という意味を持つ言葉です。
ビジネス関係では長い時間をかけてようやく結果として残すことが出来た経験談がある場合は
このような言葉を使ってみるといいでしょう。
結果として残るまでの過程を話すときに使えます。
別の言葉では「脚光を浴びる」という言葉もあります。
- 誰もやりたがらない作業を率先して受けていたことが高く評価され、ようやく日の目を見ました。
- 苦難と挫折の多い研究でしたが、ようやく努力が実を結び、日の目を見ることが出来ました。
8、失敗をバネにする
「失敗した経験を今後に活かす」という表現で使われる言葉です。
会社で働いていると、誰にでも失敗があります。
そんな失敗談をバネにしてどのように取り組んでいったのか?
そのようなエピソードを話す場合に、この言葉を使ってみてもいいです。
別の言葉では「失敗を逆手に取る」という言葉もあります。
- 前職で経験した失敗をバネにして、新たな気持ちで御社に応募しました。
- 失敗をバネにして、同じトラブルが起きないように職場にルールを設けました。
まとめ
- 言葉を言い換えて、経験談をより強く伝えよう!
ごく普通の会話でも1文字違うだけで、相手に与える印象が大きく変化することもあります。
それと同じように面接でも伝わりやすく、説得力のある喋り方をするだけでも
その人が実際に経験した内容が採用担当者の心に響くこともあります。
普通の会話と同じような話し方ではなく、
少し言葉を言い換えて面接に挑戦してみるといいでしょう。