「転職しようかな・・・」
人間働いていると、とある理由から会社を辞めていきます。
では「転職しよう」と決意する瞬間や理由はどのようなものがあるのか?
その理由を厳選して5つ書いてみました。
転職を決意した理由
1、人間関係を理由に転職を決意
「経営者、社長、上司、同僚、先輩、後輩」などから、
何らかかのトラブルで亀裂が生まれ、そこから精神的にも追い込まれて退職するというもの。
特に最悪なのは「パワハラ」などの嫌がらせ系です。
・「バカ」や「ブス」などの暴言を吐かれた。
・1人では終わらないような仕事量を押し付けられた。
・些細なミスを周りに聞こえるほどの大声で叱られた。
・陰口を言われて職場で身に覚えのない悪い噂が流れた。
・挨拶されても無視された。
と、人間関係のトラブルによって会社を辞めざるを得ない状況が非常に多いです。
また「辞めたとして、次の仕事が見つかるのか?」という将来の不安から、
『会社を辞めたくても辞められない→人間関係はさらに悪化→うつ病になり働けなくなる。』
という最悪な状況になってしまう人もいます。
このように人間関係から転職を決意する理由としては最も多いです。
2、給与を理由に転職を決意
一生懸命仕事を頑張っても貰える給料が見合っていない。
このように仕事をする上で「金銭面」は、
モチベーションの向上およびモチベーション維持には欠かせないものです。
現在では、基本給が少なく「残業が当たり前」として毎日を過ごしている人も増えて、
残業をしないと生活できないという人も多くなっています。
また、何年も働いて会社に貢献しているのにもかかわらず、
昇給がほんの少し上がっただけだと、モチベーションは下がる一方です。
ずっと昇給が無ければもっと下がることでしょう。
特にモチベーションが下がる要因として「同じ仕事なのに貰っている給与が違う」など、
「同じ仕事をしているのが馬鹿らしい」などの理由から転職を決意する人も少なくないです。
3、労働時間を理由に転職を決意
労働時間は原則1日8時間ですが、残業が当たり前の今のご時世、
「夢物語のような話」と感じている人はとても多いと思います。
中には残業時間が多すぎて体調を崩してしまう。
寝不足から過労で入院するなどのケースも多いでしょう。
過労から自殺するというようなニュースも増えています。
現在、労災と認定できる基準となる過労死ラインは
1か月に80時間の時間外労働です。
(20日間労働だと、1日4時間以上の労働、計12時間労働となります。)
働いている人は会社で働くために生まれてきたわけではなく、
生活する・生きていくために仕事します。
そのため残業も多く、休日もない生活を何年も続けていると
労働時間を理由に転職を決意する人は多いです。
4、会社の将来的な不安を理由に転職を決意
会社の経営状況が厳しくなったことで、
財政改善として社員の福利厚生が削られる事もあります。
他には上の命令は絶対であり、改善したほうが良いと反論すると
クビになり、優秀な人材がどんどん辞めていったケースもあります。
他には全員が全員という訳ではないですが、会社の社長が「ワンマン」だった場合、
その理由として「粉飾決算」を隠していたり、売り上げを誤魔化していたなど、
表には出すことのできない何かを隠していることもあります。
このように「この会社、長生きできないだろう」という
会社の将来的な不安から転職を決意する人もいます。
5、仕事内容が面白くない事を理由に転職を決意
いざ入社してみたものの「自分がやりたかった仕事」をやらせてもらえず、
ずっと雑用をさせられたというケースもあります。
また面接で聞いていた仕事内容と違う、
配属先が自分が希望していた部署と違う場合などによく見られるトラブルです。
また逆のパターンで仕事がすぐ終わってしまうことで
1日が過ぎるのが遅すぎて退屈でしょうがないことから
「もっと上を目指そう」と転職を決意する場合もあります。
このように自分にとって仕事内容にやりがいを感じないと、転職を決意する事があります。
結論
自分にとって楽しくないから転職する。
今回は転職する理由を厳選して5つに絞って紹介しましたが、
中にはもっと細かい理由から転職を決意する人もいます。
どんな理由であれ、最後に行きつく理由は概ね決まっており、
自分にとって「やりがいを感じない、楽しくない」というのが転職を決意する理由です。
もしも今、転職をするべきか迷っている場合は、今の仕事にやりがいがあるのか?
楽しいのか?と自分に聞いてみて、楽しくないのであれば転職を考えた方が良いです。
仕事をしていると無理をしなければならない事もありますが、
無理をし過ぎて体調を崩し、まともに働けなくなってしまえば
今度は生活苦が待ち構えています。
そのような体調が崩れる前に、タイミングを見計らって転職を決意すると良いでしょう。