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会社はいきなり利益を求めてはいけない?「ヒューリスティック」による問題点

投稿日:2018年05月30日

利益

会社にとって「良い商品を作る」「丁寧なサービスをする」というのは大事なことです。
しかし、それが過剰となって経営が傾く事例もあります。

その中で、売上や利益などを上げようする場合、
結論を出すには人が多いほど効率的なのか?

その答えを「ヒューリスティック」という言葉を踏まえつつ話していきます。

ヒューリスティックとは?

合理的・短絡的に問題を解決しようとする考え。

上記のような答え方になりますが、分かりやすく言えば、
問題を解決する際に「経験則」から答えを出すというもの。

何かしらの問題が発生した場合、いろんな検証を行う手間が発生しますが、
経験則から答えを導き出せば、素早くかつ効率的に結論が出せる方法です。

なので、必ずしも経験則から来た答えが正しいとは限らないし、
人数によっては偏ることもあります。

多いほど結論は出るのか?

人が多くなるほどさらに混乱する。

現代社会では、生き残りをかけた競争が激化しており、
変化も著しい時代となっております。

そんな、速さが必要な現代では、より「良い商品を作る」ために
求められてくるのが「経験則」であり「ヒューリステック」です。

しかし、経験則は一人ひとりが「異なる常識」を持っていることもあるため、

「Aが利益が出る」「いや、Bの方が利益が出る」

と、意見がまとまらないことが多くなり、
増えれば増えるほど、不合理な方向へ組織が進んで混乱しやすくなります。

なので、会社全体が「ヒューリステック」の考え方で動いても、
必ずしも正しいとは言えないのです。

では、どう対策すればいいのか?

いきなり利益を追い求めてはいけない。

会社として利益を上げ続けることは大事です。
しかし、いきなり利益を追い求めていても、組織が不合理な方向へ進んでしまいます。

なので、先に利益ではなく「効率と合理性の向上」を優先することが
結果的に利益につながるようになるでしょう。

結果ではなく過程に注目することが大事です。

――
以上、「ヒューリスティック」による問題点でした。

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