定年を迎えると、今までの収入が一気に落ち込んでしまい、
今よりも苦しい生活を送ることに不安を覚える人は多いでしょう。
ですが、お金を稼がない事には生きていけない時代です。
そこで、「お金を稼ぎたい!」と考えている高齢者でも始められるネット副業を紹介していきます。
高齢者でも始めるネット副業
1、クラウドソーシングサービス
「クラウドソーシングサービス」とは、
ネットを使いながら不特定多数の人に業務を依頼するサービスのことです。
一言で言うと「特定の企業からの外注依頼を自分で受けて働く」という事です。
仕事内容は実に多種多様で「Web制作やアプリ開発」などの専門的なものから、
企業から提供された情報やアンケートの情報をパソコンに入力する
「データ入力」「テキスト入力」などの初心者でも手軽に始められるものまであります。
- メリット:好きな時間帯に働けて、好きな仕事を選ぶことができる。
- デメリット:依頼内容によっては単価が安い。
クラウドソーシングは、企業側の希望納期さえ守ることができれば、
自分の好きな時間に働き始めることができて、やりたい仕事を選べることができるのが特徴です。
一方で、デメリットは募集案件の仕事内容によっては単価が低いです。
例えば、システムの開発ともなれば専門性の高いスキルが求められるため、
内容によっては、1案件5万~10万以上の依頼もあります。
逆にデータ入力などのシンプルなものだと、
5千~2万の案件や500文字書いて1件100円のものまであります。
自分のできる仕事内容によっては、数で稼ぐ必要がある可能性があります。
実際にどのような案件があるのか?気になると思うので、
日本最大級のクラウドソーシングの「Lancers(ランサーズ)」を試しに見てみましょう。
「仕事をさがす」という項目がリンク先にあるので、
そちらからどんな仕事があるのかご覧になってください。
2、FX・株・仮想通貨
副業の中でも有名なものである「FX・株・仮想通貨」です。
「安く買って高く売る」ことで、その差額を儲けとする副業になります。
FX・株・仮想通貨は「今すぐ始めたい!」と考えてもネットでの取引の場合は、
口座の開設から始める必要があるので、開設までは申し込みの混雑次第では
1か月先までかかることもあります。
- メリット:短期間に高額の儲けができる。
- デメリット:損失も出る。
メリットは、短期間に高額の儲けを手に入れることができるケースがあるということです。
しかし、そのようなケースは稀なことが多いため、
基本的にはコツコツと少しずつ稼ぐ流れが一般的と思いましょう。
そして、デメリットは損失が出るということ。
非常に手軽に稼ぐことができる反面、自分の持ち金が減ることもあります。
マイナス収支も覚悟した副業になるため、それ相応の注意が必要になります。
3、せどり(転売)
「せどり」と言っても、いまいちピンと来ないかもしれませんが、
「転売ビジネス」と言えばわかると思います。
要するに、安そうな商品やお宝な商品を購入(仕入れ)して、
それをネット上で販売して売れたら、その差額を儲けにするものです。
ネットでの転売だと、Amazonやフリマアプリなどから転売を始めることになります。
- メリット:初期投資の資金が低め、売れた瞬間即儲けになる。
- デメリット:仕入れるまでに時間がかかる、転売し続けないと儲けにならない。
せどりのメリットは、仕入れる時の値段が低いものから始められるので、
初期資金のハードルが低く、売れると即儲けになるのが特徴です。
デメリットは「これは売れる」と考えられるようになるまでの
知識やノウハウが必要になる事やせどりを辞めてしまうと次の日から収入は急降下することです。
なので、働き続けないと収入を維持できないことがデメリットでもあります。
4、ブロガー(アフィリエイト・広告収入)
ブロガーとは「ブログで記事を書いてお金を儲けている人」のことです。
一見「どうやって儲けているの?」と、疑問に思う人もいると思いますが、
そのブログのどこかに記事とは関係ない広告のようなものが貼られている。
あるいは、どこかに誘導して商品を買わせようとしている記事を見たことあると思います。
商品を買わせようとしているものには「通販で見るような商品」を
ブログから買ってもらうことで、その商品の値段の何%を儲けとしています。
これが「アフィリエイト」と呼ばれるもので、クリックした先に
Amazonや楽天などの通販の画面が出るものはアフィリエイトの可能性があります。
(全員が全員、アフィリエイトというわけではないので注意)
いわゆる、ブログを通した「仲介業者」という言葉だと分かりやすいです。
ブログ内容は自分が誰よりも詳しいと思えるものだと始めやすいため、
趣味から始める人が多いです。
広告収入はGoogleなどから登録を行うことで、
記事内やブログ上のどこかに貼ることができるというもの。
その記事を見た閲覧者が広告を見たり、クリックするだけでお金が貰えるようになります。
- メリット:寝ている間も収入が増える。
- デメリット:閲覧者が多くないと収入は絶望的。
ブロガーのメリットは、広告やアフィリエイトなどの商品を貼っておくだけで、
あとはその記事を見ている閲覧者が購入したり、クリックするのを待つだけです。
なので、自分が寝ている間にも収入が増えるのが特徴です。
一方で、自分のブログを見てくれる閲覧者が少ないと、
収入には全くつながらないというデメリットがあります。
人気ブロガーともなると、1ヶ月で30万人~100万人の閲覧者が訪れるレベルですが、
始めた当初は1ヶ月で100人以下ということはよくある話です。
閲覧者の数が商品を買ってくれたり広告をクリックしてくれる可能性が増えるため、
「ゲームがうまい人と言えば!」「株に詳しい人と言えば!」など、
自分が勝負できる趣味や特技、知識が無いと厳しい世界でもあります。
5、動画配信者(YouTuber)
動画関係の副業と言えば、YouTuberというものがあります。
動画サイト「YouTube」に動画を配信することで、
1再生0.05~0.1円の収入を得ることができます。
若い人が多いYouTuberですが、経験豊富な高齢者というのはまだ少ないです。
一躍有名になれば、ネット副業としては申し分ない収入を得る可能性もあります。
他にも、動物の「可愛い、面白い」などの動画も需要があるため、
動画撮影の技術を覚えることができれば、いろんなジャンルに挑戦することができるでしょう。
- メリット:人気者になると高額収入の夢も。
- デメリット:稼げるのは一握り。
YouTuberのメリットと言えば、人気者になると人が集まりやすくなるので、
月収100万以上の夢もあるのが魅力的です。
しかし、そのようなお金持ちの収入というのは、ほんの一握りの人です。
もし、顔出しでの動画配信となると、若くて美人やイケメンが動画の再生数を稼げることや、
再生数が少ないと、全く稼げないのが現実です。
なので、YouTuberになるにはどんなジャンルで攻めるべきなのか?を
真剣に考えてから著作権等も考えながら副業として始める必要があります。
まとめ
- 何かしらの技術や知識、経験があったほうが有利
一般的に働く仕事でも、何かしらの技術や知識、経験があったほうが
給与の金額も違ってくるのと同じで、それはネット副業でも同じことです。
なので、高齢者でも収入を得たいと思うのであれば、
「これだったら誰にも負けない!」と思えるようなジャンルで
稼ぐことができるといいでしょう。