「インクルーシブネスを常に意識することが大事だ」
というまた難しい言葉ですが内容は簡単。
できる人は自然とやっているものです。
インクルーシブネスとは
「inclusiveness(包括性)」という意味で、
個々を全体の中の一つとして考えることです。
形容詞型の「inclusive(インクルーシブ)」もよく使われますが、
単独で使う場合は名詞の「inclusiveness」。
「包括」は「一つにまとめる」という意味で、
個々をどこかに属させる意味があります。
私は組織に包括されている1人の人間。
組織としてどういう位置づけなのか?
そうして自分の役割を確認する思考です。
なぜリーダーにインクルーシブネスが重要なのか?
次の2つの理由があります。
・組織、社会としての役割をしっかり認識する。
・バラバラな意見などをまとめる力。
リーダーとして、組織の方向性を正すことは重要です。
しっかりと全体としての立ち位置を把握し、
目指すべき方向へ導いていく。
そうするためには、部下をまとめる力も必要です。
自分に包括していく能力が無いと、まとめられません。
大を見て、小を認識する。
極限まで視野を広くすることで、ぶれない強さが生まれます。
身につけるためには
常に全体としての立ち位置を考える癖を付ける。
自分自身はどういう立ち位置の人間か?
この商品はどういう立ち位置か?
全体像のどの位置なのか?
個々の位置を認識することにより、
役割をしっかりと認識することができます。
リーダーであれば、部下をまとめる立ち位置。
それでいて、より上を把握して正しい方向性を示さないといけない。
「この商品は業界ではどの位置なのか?」と考えるのも勉強になります。
シェア何位なのか?なぜ1位なのか?ライバルは何社あるのか?
こういう点を把握して、ようやく「正しい認識」ができるものです。
しっかりと全体を把握して判断する。
リーダーに求められるスキルです。
--
以上、「リーダーに必要となる「インクルーシブネス」の意味とは?」でした。