転職活動において求人をいろいろと見ていると、
「急募」と書かれた求人を見ることがあると思います。
「急募」と聞かれると「なんか胡散臭い」と感じてスルーしてしまうかもしれませんが、
実は「急募」は要チェックしなくてはいけないということは知っていますか?
なぜ急募は胡散臭く感じるのか?
「急募=怪しい」と感じるのは「人手不足=人の入れ替わりが激しい=ブラック?」
ということを考えているというのが一般的な考えです。
確かに、ブラック企業は入れ替わりが激しいため、急募の求人はスルーしたくなります。
ですが、スルーではなく必ず目を通したほうが、実は良い転職先だったケースも存在します。
なぜ「急募求人」が存在するのか?
儲かりすぎて、会社の成長度と人員がマッチしていない。
急募求人ということは「今すぐにでも人手が欲しい」ということをアピールしています。
そのため、シンプルに言えば「人手不足で大変困っている」ということです。
会社の中には、少しずつ成長していく会社もあれば、
トレンドに乗って、飛躍的な成長を遂げる会社もあります。
簡単に人手不足に陥りやすいのは後者の方です。
人員を増やしてもさらに人手が足りない、そしてまた募集を出す。
儲かって仕方がない状態で人員が増えるほど利益が増す会社の場合は
どんどん人手が欲しいことから、急募求人を出したりします。
そのため時代に乗っている会社が募集をかけているケースもあるため、
急募求人の会社がどのようなものなのかをチェックしながら、
注目をしたほうが良かったりします。
急募求人は成長株の可能性あり
新事業などを立ち上げる時に大口で募集をかけることも。
例えば、近くに新しい工場が建てられたり、お店が開店する時に
スタッフ募集という広告が入っていることもあります。
それと同様に、新事業の立ち上げや新しい地域への出店などで
一定人数の人手を募集することもあるので、急募求人として募集をします。
知名度的に有名な会社が募集すれば、急募と書かなくても応募者が勝手に増えますが、
これからの成長株となる会社は、知名度がないため急募と書いて募集。
それが後に有名な会社になることもあります。
なので、急募求人の中には将来性を持った会社も存在するので、
チェックしたほうがよかったりします。
急募求人は応募したほうがいいのか?
必ずしも応募したほうがいいとは限らない。
最初の方でも少し話しましたが、
「急募=人手不足=人の入れ替わりが激しい=ブラック&離職率が高い」
という図式は、間違っていません。
なので「要チェック」ですが「必ず応募したほうがいい」というわけではないです。
あくまで「チェックしたほうがいい」ということなので注意しましょう。
またその企業に関して調べることも、現代のネット上では容易にできるので
口コミなどをしっかり調べたのち、良さそうであれば応募してみるのがベストです。
まとめ
- 急募求人はその会社が波に乗っている可能性がある。
- その反面、ブラック企業の可能性もある。
急募で出している求人の会社の中にはブラックとなる企業も存在します。
しかしスルーしていると、隠れているものの将来性のある会社もあります。
その会社が普通に求人を出しているところよりも、
結果的には「よかった」となるケースもあるので、急募だからとスルーせずに
その会社がどのような会社なのか?しっかりと調べたのち判断するといいでしょう。
大手の企業の求人以外にも将来性を考えた企業選びも
これからの時代は必要になることでしょう。