ヒューリスティックとは、自分が無意識に行う「やり方・手法」であり「経験則」のことを指します。
そんなヒューリスティックを利用して、上司へ提出する企画を通りやすくしてみましょう。
企画を通りやすくするには
まず、上司の好みが何なのかを把握する。
上司にも自分の好きな食べ物や自動車、考え方や行動などがあるように、好みの企画もあります。
そんな上司の考え方などから企画が通りやすい・通りにくいというものは必ず存在するので「上司のヒューリスティック」の活用することは大事です。
具体的には?
上司が「どのように考えたり、答えを出しているのか」を知る。
上司の好みは、仕事中に答えがあります。
例えば、
・何を重視して物事を進めているのか?
・詳細な説明を好むのか?簡潔の方を好むのか?
など、普段一緒に仕事を進めていると、勝手に答えを上司が出しています。
そこから「お客目線を重視しているから、同じ目線で考えよう」や「簡潔にまとめて話すことが多いから、同じようにシンプルに」など、上司の考え方・やり方に沿って企画を出してみると、通りやすくなるでしょう。
注意点
上司のヒューリスティックによって企画は通りやすくなることもありますが、勘違いしてはいけない事として「企画そのものが良くない」などの場合があります。
この場合は、ヒューリスティックを利用して審査を通そうとしても、企画が通ることは無いので、通らなかった場合に「企画に問題は無かったのか?」と、まず最初にチェックすることは大事です。
また、ヒューリスティックのような「技あり」な方法でなくても、上司に普段から好かれている・可愛がられている部下だと同じように審査が通りやすくなります。
これも、上司の「好み」の一つですね。
――以上、「上司に企画を通すためにヒューリスティックを利用しよう」でした。