日本でもヘッドハンティングの需要は増加しています。
企業側としてのメリットは何か?を知っておきたい。
1、現役バリバリを引き抜ける
ヘッドハンティングは転職する気の無い人がターゲット。
転職サイト等での求人募集だと「転職したい人」しか集まりません。
そういう人はやはり「訳あり」であることが多い。
選別がかなり大変です。
ヘッドハンティングは、求人では応募しない人が対象。
普通に働いている人に「良い会社がある」と誘うものです。
エリート社員を獲得できる可能性があります。
2、プロの目利き
ヘッドハンターが厳選するため、外れが少ない。
多くの場合、採用は人事にお任せとなります。
人事が目利きし、最終面接で役員、という流れ。
この人事の代わりをヘッドハンターが行います。
本気で欲しい人材がいる場合、少々お金がかかっても価値がある。
しかも、直前まで転職の意思がなかった人材です。
これはヘッドハンターしかできない技。
3、手間がかからない
ヘッドハンティング会社が面接の段取りまでしてくれる。
通常なら求人を出し、書類選考、電話、調整、面接、と大変です。
これが最終面接までヘッドハンティング会社が処理してくれます。
人事の無い小さい会社は大助かり。
通常なら来ないような大企業の人間を連れて来るかもしれない。
ヘッドハンターも信用されないといけないため、変な人は連れてきません。
デメリットは
やはり、お金がかかることです。
ヘッドハンティング会社によって違いますが、
本格的にやるとなると「着手金」や「調査費用」を支払う必要があります。
そして採用となったら年収の30%以上を支払います。
場合によっては契約金も用意しなければならない。
年収800万円での採用だとしたら、300万円以上はかかると思います。
ただ、良い人材であれば元を取ってくれるので、安いものです。
中途半端な人材を安く買うのは銭失いになることもある。
お金に余裕があり、欲しい人材を確実に手に入れたい場合は活用したいものです。
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以上、「企業がヘッドハンティングで採用するメリット・デメリット」でした。