工場勤務を考えている人としては、工場勤務の経験がある人に
「キツイの?楽なの?」と、聞きたいと思うはずです。
そこで、元工場勤務者が語る
「工場勤務ってキツイのか?楽なのか?」を話していきます。
工場勤務ってキツイ?楽?
- 仕事内容によって決まる
質問で「工場勤務ってキツイ?楽?どっち?」と聞かれたとします。
そして、工場勤務を経験者としては「仕事内容によって決まる」と答えます。
というのも、工場勤務と1つにまとめられていますが、
仕事内容は、シンプルなものから専門的な技術が必要なものまで様々です。
シンプルなものというのは、組立など手順さえ覚えておけば
後は同じことを繰り返す作業のことなどを指します。
専門的な技術が必要な仕事というのは、手順を見ただけでなく、
「実際に作業する人の腕次第」で向き不向きなどもあります。
あとは、空調のある職場で働くことが可能かどうかでも変わってきます。
夏場・冬場はこの差によって、キツイか楽かが決まると思っていいです。
汚れやすい職場や粉塵が飛散すると困るような職場の場合は、
空調を取り付けることは無い可能性が高いです。
逆に組立作業のようなきれいな職場であれば、
空調が取り付けられた職場である可能性もあります。
このように、空調を取り付けることで困る職場は夏場・冬場は苦労します。
職場によっては苦労する部分も異なるので、「仕事内容次第です」と答えることになります。
人間関係は?
- どこも同じで変わりはありません
工場勤務の人間関係については、他の業界や企業も同じで変わりはありません。
自分にとって合わない上司・先輩は当然ながらいます。
その反面優しい人もいます。
なので、ここで答えるとしたら「どこも大して変わらない」という事ですね。
その人間関係の良い・悪いの数や規模は違うかもしれませんが、
それを知るためには、実際に働いてみないと分からないです。
私が経験していた職場では、休憩時間に一緒に会話をする人から
1人でスマホをずっと見ている人まで幅広くいたので、
仕事で会話できる程度であれば、人間関係としては問題ないと思います。
あとは、その職場の親分的な人がもし居たのであれば、
その人とは良好な関係は取っておいた方が無難です。
(上司とかではなく、職場内での親分的存在の人)
残業はどうなの?
- 1~3時間はあると覚悟しましょう
工場勤務だと、現場の人数と自分の家庭環境等によっては
毎日定時で帰ることもできますが、基本的には残業はあると考えておいた方が良いです。
上司が生産量を計算して、必要な生産数が足りていないのであれば、
残業できる人に「1時間~3時間」働くことはありました。
ですが、いつも同じ人が残業していて原則となる時間外労働の上限を超えると
その人の給与も割り増しされますが、会社側はそれを嫌います。
上司は上限を超えそうな場合、普段定時で帰っている人に
「残業して貰えないだろうか?」と声がかかることもあるでしょう。
(会社の規模によっては、他の部署から応援で来てくれることもあります)
私は残業でよく残っていましたが、毎日1.5時間~2時間というのが多かったです。
いつも残業している職場もあれば、たまに残業する程度の職場もあります。
なので、残業は職場によって当たり・はずれがあると考えるといいですね。
休みはどうなの?
- 社内カレンダーで決められる
工場勤務の仕事といっても、いろんな種類の仕事があるので
休みは社内カレンダー通りに休日がある可能性があると、
基本的には考えるといいと思います。
ここで「可能性がある」と答えているのは、
休日出勤がある職場も存在するというのが理由です。
ですが、工場勤務だと大型連休などは、しっかりと休むことは多いので、
あとは職場によって、1~2日少ないかどうかぐらいに考えるといいと思います。
飲食業に比べれば、全然休める仕事場ですね。
まとめ
- 実際に働く職場でキツイ・楽が決まる
最後にまとめとして工場勤務については、職場によって違うとしか言えません。
『残業も多くて、汚い、キツイ職場』から、
『残業も少ない、綺麗、空調の効いた楽な職場』もあります。
雰囲気の良い職場から悪い職場まで様々。
これはどの業界で働いても同じですね。
ただ、工場勤務の利点としては、休みは比較的多めで
資格がなくても働くことができるというのが魅力的です。
もちろん、大手・零細などの企業の規模によっては異なる事と
手当や待遇も雲泥の差なので、実際に働いてみて答えを出すことになります。
口コミという便利なサイトもあるので、働きたい職場があれば確認してみても良いです。
人によって受け取り方が違うので、口コミはあくまで参考程度にしましょう。