アメリカではゴルフボール拾いを仕事とする人がいます。
それを紹介した記事を紹介します。
アメリカの大人気サイト「HowStuffWork」から、
「Diving for Golf Balls Is a Real Job(ゴルフボールのためのダイビングは仕事です)」
どういった仕事か?
ダイビングと聞くと「トレジャーハンター」的なものを思い浮かべると思いますが、違う。
狙うのは合成ゴムと樹脂の混合物、そう「ゴルフボール」。
(アメリカらしい言い回し)
ゴルフ場の池に沈んでいるゴルフボールをダイビングで回収し、
それを転売して儲けるというビジネススタイルです。
おおよそ1個につき30セント~75セントで売れます。
それだけ見れば「やってられん」と思いがちですが、
拾える量がものすごい。
1つの池で5000個も拾えることも。
そうなると30セントでも1500ドルです。
しかし、それは最低の最低。
高級ブランドのゴルフボールだと数ドルで売れるので、
ゴルフ場によっては1つの池で1万ドルの価値があるかもしれない。
トップハンターは桁違い
アメリカのトップゴルフボールダイバーの年収は、なんと15万ドル!
苦労の割に少ないと思う人がいるかもしれませんが、
この誰もやらない仕事で年収1500万円超えは凄いものです。
しかし、日本ではなくアメリカ。
ワニや毒蛇の脅威は必ずあるため、命がけです。
ゴルフ場であろうと、普通にワニが歩いているのがアメリカです。
ゴルフボールダイバーも被害にあっています。
これで年収1500万円はちょっと割に合わないかもしれない。
しかし、ここはアメリカ。ヒーローになれる。
日本ではどうか?
アメリカはそもそも競技人口が桁違いなので、
池に落ちるゴルフボールの数もとても多い。
日本の競技人口はアメリカの2割も無い程度なので、
比例するとなれば年収300万円程度です。
近くに超人気ゴルフ場があれば狙う価値はあるかもしれませんが、
それであっても副業程度の仕事でしょう。
この仕事の最大の問題は「池の水の汚さ」と書いてあります。
ワニよりも下水道のような水が危険、と。
日本も例外ではないので、やる場合は十分に気を付けたい。
間違いなくブラックな仕事です。
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