「後輩の指導に疲れた・・・」
この記事を書く6月、そろそろそんな先輩が増えていることだろう。指導=育てるなので、上手くいかなくて当たり前です。
1、絶対に自分と同じにはならない
自分と同じレベルを求めると疲弊してしまう。
他人は自分と同じ考え方には絶対になりません。だから、いつまで経っても口うるさくなってしまうものです。子供なんて、叱るのはキリがない。
実際、自分が求める仕事をしてくれた後輩はいませんでした。この自分との違いは「個性」として認めたい。
2、悪いところはよく見える
自分の常識と違うところは気付きやすい。
悪いところは良く見えてしまうもの。特に常識の違いはすぐわかってしまいます。こだわりがある人ほど、他人を必要以上に指導しがちです。
逆に、後輩からすると先輩の悪いところがよく見えています。だから「自分に甘く他人に厳しい」と誰もが思ってしまう。悪く感じるところがあって当たり前と考えたい。
3、指導方法は変えないといけない
人によって最適な指導方法は違います。
仏教でも「人を見て法を説け」と格言があるように、人によって教え方は変えていかないといけません。同じ指導方法では、いずれ効果なく疲れ果てる時が出てきます。
賢い人なら理解させることを中心に教えると良いと思います。そうでない人は暗記から教えた方が早い。できるようになって、それから理解をさせるのが効率的だと感じています。
何度も同じ失敗を繰り返す人は発達障害等の可能性もあります。この場合は指示通りの行動は不可能というくらいに考えたい。いずれは適材適所的な異動となります。
まとめ
後輩の指導に疲れる人は諦められない立派な人。
不可能なものを「諦めない!」と頑張ると、疲弊してしまう。「後輩の指導に疲れた・・・」と検索してしまうだろう。頑張り過ぎです。
長くやってると、「無理なものは無理」と考えるようになります。後輩が育たないのは焦りますが、自分のせいではありません。皆、指導が悪いことが原因ではないことはわかっています。
諦めも肝心。ただ、放置はダメです。後輩にできる仕事を考え、活用するのが優れた先輩です。
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以上、「後輩の指導に疲れた…。ストレス・イライラを無くす考え方3選」でした。