転職活動をしている人の中には「転職に失敗して辛い」と思う人が居ます。
しかし、その反面「転職してよかった」と思う人も当然います。
では、なぜ転職に失敗してしまうのか?
失敗する人の共通点4つを集めてみました。
転職に失敗する人の共通点とは?
1、自分のやりたい仕事が分かっていない
将来についての計画性を持たずに毎日を暮らしていると、
「ただ働いている」だけで、自分がどんな仕事をしたいのかを知りません。
要するに「自己分析」をせずに転職活動を始めて、
なんとなく求人に応募して、働き始めた場合は
「やりがい」を持って仕事をしていないため、転職に失敗します。
やりがいを感じないので、「何でここで働いているのか?」という
仕事を続ける上で大切なことが抜け落ちており「転職しても辛い」と
失敗してしまうことがあります。
2、そのうち辞めるから、とりあえず転職した
年代的にも20代などの若いうちは「若さ」という武器があるため、
会社としても将来性を見て採用してくれます。
その際、採用された側の人の中には「そのうち辞めるから」と中途半端な転職をしてしまい、
40代、50代になって転職を始めようと考える人もいます。
しかし、40代50代となると年代的にも転職が厳しい年齢です。
高い実績や経験、スキルを持っている人であれば転職しやすいですが、
「いずれ転職する」と中途半端な気持ちで転職した人の場合は
そのような実績を持つことはほとんどありません。
そのため中途半端に転職したせいで「物足りない」と感じるようになり、
転職したくてもできない年代なので、失敗してしまうことがあります。
3、会社をしっかりと調べていない
要するに「自分が職場になじめない会社へ転職してしまった」という失敗です。
年収や福利厚生、仕事内容ばかりを注目してしまい、
その会社の概要や方向性、価値観、口コミなどを調べずに転職することで、
「職場に馴染めない、人間関係もうまくいかない、周りとの考えや価値観の違い」などから
転職に失敗してしまうということもあります。
4、年収が少ない
自分の年収が少ないから転職したという人もいます。
確かに転職で年収が増えると成功したと考えてしまうかもしれませんが、
年収が上がったことで転職に失敗したという人は実は多いです。
というのも、年収が上がるということは、それだけ転職先の会社が
求める能力や結果も今の会社より上がるということになります。
無理に年収重視で転職してみたが、仕事を始めてみると周りのレベルについていけない。
いつも上司から怒られてばかりで転職に失敗したと感じる人もいます。
なので「年収は自分の能力の指標」ということを踏まえて、
「年収が少ないから転職する」ではなく「今の仕事では全く物足りないから転職する」
という感じで転職するようにしましょう。
まとめ
- 「自分はどんな人物なのか?」きちんと自己分析をする
- 「なんとなく」など中途半端な転職をしない
- 企業研究はしっかりとする
- 自分の能力にあった年収を選ぶ
『自分を知る、企業を知る、中途半端はダメ、年収は自分の能力』と
しっかりと把握することで転職に失敗を防いで、転職回数を減らしましょう。
面倒なことも多いですが、生活が充実するかどうかが決まるため
しっかりと取り組むようにしましょう。