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第5話:品質保証部へ配属になった場合、何から勉強するのがいいか?

投稿日:2018年08月17日

品質保証の仕事 第5話

運悪く新卒から品証に配属。

大丈夫だ。強い人間になれる。挫けるな。

実際、ずっと品証という人は少ない。ここを修業の場として、昇進していく人もいます。エリートコースではないが、大丈夫だ。

ただもちろん、品証として成功しないとそれも無い。

新入社員の恐怖はこれ

新入社員や異動での新人を多く見てきた。ほとんどの人が困っていることがある。

ちょっと、その「困った状況」を語るので想像してみてほしい。

新人としてバリバリ働く。必死に調査して、必死に調査結果を書き、残業2時間超え。

気付けば、残っているのは数人という状況になった。静まり返る職場、そこに、

ピピピピピピピ!!

社外からの電話が鳴る。見渡すも、この島には自分しかいない。

もちろん、取るしか選択肢は無い。

修理業者「助けてください!」

だいたい、こんな時間に来る電話は緊急案件だ。

業者「部品を交換しても直らないんです!」

新人は視点が定まらない。答えられるわけがない。しかし、業者はそんなことを知らない。

品証という最高に信頼できる部門に電話をしているのだ。

業者「品番は〇〇で、〇〇の部品を交換してもダメ。何が原因だと思いますか?」

新人「申し訳ないです。担当商品ではないのでわかりません…」

業者「誰かいませんか!?お願いします!(汗」

これはどの新人も経験することです。

わかるだろう、この不甲斐なさ。

一流大卒?エリート?そんな優越感が一気に崩れる圧倒的知識不足。

甘えてはいけない。「わかるわけがない」など通用しない世界だ。

ということから

ひたすらに自社製品の勉強だ。次の状態になるのは品証として必須。

・製品品番で外観と主要部品がパッと出る
・仕組みと定番故障を完全に理解し、故障の原因を特定できる

自分の場合、新人の時はひたすらにカタログを見ていた。土日もカタログで勉強。店舗などで実際に見て勉強。とにかく品番を覚えないと話しにならない。

余裕ある時間は図面の確認と製品の分解。新人はひたすらにこれをやった方がいい。

故障内容一覧の把握もかなり大事。どの品証もここはまとめているだろう。もし無い場合、品証として機能していないと考えて良い。

製品を完璧に理解してないと、自信持って現場対応できません。

品証は、おおよそ担当商品、というか分野が決まります。さすがに全製品を把握し、対応することはできない。とは言え、課が担当する商品知識は絶対に要る。

冷蔵庫担当だから、冷蔵庫だけ!そんな馬鹿な新人は使い物にならないと考えて良い。

これが品証のエースだ

一般的な製品は、ほぼ皆知っているものです。上記のような電話対応など、できて当たり前。「さすが品証ですね!」と言われて当然なのである。

ここで問題になるのは「新商品」。

「新機能搭載!」

というのが毎年のようにあるので、新商品担当じゃないと付いてこれない。

そう、品証のエースは新商品担当。

ここに長年携わっていると、もう圧倒的な知識の差ができる。役目としても重要なので、できる人にしか任せられない。

新商品担当となると、開発側に近くなります。設計の段階から協力し、仕様を固めていく。くだらない仕様にしていたら「それはダメだ!」とストップさせる。

こうなると、品証の仕事はより面白くなってくる。そして、品証の中でも昇進コース。電話番など、昇進コースから外れた人がやるものだ。

その電話番もできないようじゃ、というのはわかるだろう。

新人はここを目指し、日々努力していってほしい。

真面目にやりすぎるとストレスでダウンするので

ほどほどに

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