内閣府が「第4次産業革命」と呼んでいる内容の1つに
「AI」による技術革新があります。
現代では、そのAIを用いて売り上げを伸ばしている企業も増えつつありますが、
そのAIの進歩で「今後、どうなるのか?」と気になる人も多いです。
そこで、AIの進歩による今後の人間側はどう思っているのか?
今後、必要になるスキルは何なのか?
はたらこねっとのアンケート調査の結果を基に感想を書いていきます。
AIに対する期待感
- AIの進化に対して期待している人の方が多い。
ほぼ均衡している結果となっていますが、
人間側としても、AIの進化に対して期待している人は多い結果となりました。
どんなことに期待しているのか?
- エラーやミスを知らせてくれることに大きな期待を示している。
このアンケート調査の結果の場合ですが、
エラーやミスをあらかじめ知らせてくれることに大きな期待をしています。
確かに、どんな人でも仕事で失敗することはあります。
そのミスに対してのお知らせがあるというのは、
生産性の向上や事故防止、失敗によるタイムロスの短縮に繋がるので、
AIが人間のサポートをしてくれることに期待したいですね。
AIに対して不安に感じること
- エラーや故障により業務の支障が出ることを懸念している。
AIの進歩には期待したいところですが、その反面不安に思うことは多いです。
調査結果によると、最も不安に思っていることは「エラーや故障により業務に支障が出る」でした。
個人的な考えですが、エラーや故障に関しては
AIを主体とした業務方法の場合、確かに支障が出る可能性はあります。
しかし、AIありきの仕事の場合に比較的大きな支障が出る可能性はありますが、
AIがあくまで「サポート役」であれば、仕事内容によっては大きな支障が出ることはないと考えられます。
さらに、それ相応に時間は必要になってくると思いますが、
その場合に備えた対策、原因事例などをまとめて、
マニュアル化しておくだけでも、万が一に備えた行動は可能です。
AIによる仕事が無くなってしまう不安の理由
- データ集計などAIの方が早くて正確にできる仕事だと思うから
AIによる仕事が無くなってしまう不安となる理由として、
最も多い回答が「データ集計などAIの方が早くて正確にできる仕事だから」でした。
要するに、現段階においてはデータ集計などの
「まとめるのが面倒だけど、データとしては必要な仕事」です。
なので、AIの活躍は「まとめ系」の仕事など、
初心者でもできそうな単純作業において活躍する可能性は大いにあることでしょう。
AIが進歩しても今後働いていくためには
- 対人関係を円滑にするコミュニケーションスキル
AIが進歩しても今後働くために必要な知識やスキルとして、
「対人関係を円滑にするコミュニケーションスキル」や「人を思いやるホスピタリティ」に
多くの票が集まっているようです。
対話をするAIも一応ありますが、現段階では会話が円滑に出来ているとは言い難いです。
そのため、現時点ではまだ血の通った人間の方が
「会話」や「人と人との繋がり」は一枚上手の状態です。
なので、まだ接客業などの人と関わる仕事に関しては、今後も仕事はまだ残っていくと考えられます。
まとめ
- AIの進歩はまだ発展途上。
- 人との繋がりが多い仕事はまだ働ける。
もしかすると、いずれはAIに仕事をほとんど奪われてしまう可能性はあります。
しかし、現時点では人間との会話などはお世辞にも円滑とは言うことはできません。
なので、人との繋がりが多い仕事は、
AIが発展途上である今だからこそ、まだ仕事を続けることができるでしょう。