工場で働く人の悩みの1つに「仕事を教えてくれない」という事があります。
え!?と、思うかもしれませんが、これは実際にあり得ることです。
では、なぜ仕事を教えてくれないのか?その理由や対処法について紹介します。
なぜ仕事を教えてくれないのか?
大手の工場の場合は、作業指導書というマニュアルが存在するため、
何をどのようにして教えていけばいいのか?が分かる説明書があります。
しかし「工場建てられてが新しい」あるいは「中小の工場」の場合は、
新人教育の体制が整っていない場合があります。
なので、新人教育に対して経験が浅い上司の場合は、
どう教えればいいのか分からないため、そのまま放置という事があります。
職場の環境からの要因
仕事内容、あるいはその職場の人間が職人気質あふれるところの場合は、
必要最低限の仕事のやり方しか教えてくれません。
「見て覚える」や「盗んで覚える」という考え方なので、仕事を教えてくれないのです。
忙しい工場でよくある事
仕事を教えてくれる上司や指導係の人が、
自分の仕事に追われてしまい、後回しにされてしまう事があります。
「人手不足だから雇ってもらったはずなのに・・・」と思うかもしれませんが、
教える人の抱えている仕事の方が、優先度が高くなると十分あり得ます。
教えてもらえない時はどうすれば?
作業が終わる度に「何をすればいいのか?」と分からなくなる前に、
最低限仕事を教えてくれる人に、作業に関する情報を聞き出しておくことが大切です。
- 分からないことがあった場合は、誰に聞けばいいのか?
- 今からやる作業が終わったら、次に何をすればいいのか?
- 新しく覚えて欲しい作業はあるのか?
と、教えてくれる人がいなくなった場合に、
仕事について分からない事、自分のやる事が無くなった場合など、
自分が仕事中に困らないようにするためにも、聞き出しておくことが大切です。
最後に
きちんと教えてもらってないのに怒られることも。
職場によっては、十分に作業に関することを教えてもらえてないのに、
失敗したときに怒る上司や指導員もいます。
そのような職場や人が普通に存在するのが現代社会です。
なので、そのような理不尽な職場で働いたとしても、
長く働くことは難しく、最悪の場合はストレスなどが原因で体を壊してしまうこともあります。
そんな新人教育の体制が「整っていない、十分ではない職場」で働き続けるよりは、
新しい職場を見つけたほうがいいでしょう。
同じ工場系であれば、初心者・経験者別に工場系求人サイトをまとめた記事があるので、
そちらを一度見てみることをおすすめします。
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以上、工場は仕事を教えてくれない?その理由と対処法でした。