アメリカでもセクハラは普通にあるようです。
対処法の記事を見つけたので、紹介と感想を。
「How to Shut Down Workplace Sexual Harassment(職場のセクハラを止める方法)」
1、セクハラを歓迎しないことを伝える
ようは「私は嬉しくない」と伝えるものです。
具体的には下記。
1、「そのような言葉を使わないで」と言う。
2、「怒るよ」と言う。
3、「それはこの会社に不適切な発言」と言う。
セクハラは相手が喜ぶと継続してされるものです。
実際、「しても問題ない相手」と判断してやっている人が多いので、
最初から「この人へのセクハラは危険」と思わせれば問題ない。
よくされる人は「ニコニコ」とするからダメだと思います。
2、セクハラされた日と相手・内容を記録する
これはセクハラにて戦う場合に使うものとなります。
ただ、個人的にはちょっと証拠としては弱い気がするので、
ボイスレコーダーなどで記録するとなお良いと思います。
これは不当な物事全般に言えることですね。
パワハラ、残業代未払の発言など、いろいろ録音しておくと良いです。
3、上司、人事担当者、専用窓口に報告する
「こんなことをされています」と報告することで、
相手は動かざるを得ない。何もしないとセクハラ共犯と同じです。
ただ、間違いなく問題になり、いろいろ聴取されます。
そこで怖いのが「報復」や「自分自身の評判」でしょう。
もう昇進できなくなるかもしれない。
煙たがれる可能性も十分にあります。
ここがセクハラやパワハラなどの最大の難関じゃないかと思います。
できる限りはセクハラしてくる相手が自発的に止めてもらうよう行動して、
これは最終手段とした方が良いかなと、個人的には思います。
4、雇用機会均等委員会か弁護士に相談する
これは社内の対応ではどうにもならない場合だと思います。
ここまで来ると会社としては大問題。
会社としても悪い噂になる恐れがあるので、ここまで発展したくないだろう。
会社に相談せず、いきなりここにいくのはどうかとは思います。
こういうのは上司がかなりショックを受けるものです。
「何で俺に相談しないんだ・・・」と。
まずは上司などに相談し、どうにもならない場合に検討したい。
この記事も「まずは社内で」と書いてあります。
最後に
対処方法としては日本と特に変わらないなと思いました。
ただ、アメリカは国が積極的に関与し、
さらに専門とする弁護士もいて、かなり柔軟に対応できます。
もうほぼ勝確のような状態なので、やる方もリスクが高い。
こういうのは最初が肝心だと思います。
まずは「私にセクハラすると危険」と思わせると良いでしょう。
真顔で対応されるのが一番怖い。