一人二人の緊張を解す程度なら雑談でも良いのですが、
研修などの大人数ではそれは厳しい。
そんな時はどんなアイスブレイクを行うのが良いか?
※アイスブレイク:氷を解かす=緊張を和らげる、という意味。
→会議や面接で必須となる「アイスブレイク」とは?
1、まずは先生や主催者の人柄を伝える
見知らぬ人の怖いところは、
どういう人間かがわからないことです。
冗談が通じる人間なのか、くそ真面目でお笑いNGな人間なのか、
ここがわからないと、社会経験豊富な人でも行動を控えてしまうものです。
笑えるような話しをして、まずは「問題なさそうな人」を伝えたい。
人間は自然と初対面の相手を見抜こうとします。
そこを自ら伝えることで解決させます。
2、笑わせる
アイスブレイクの基本は笑いです。
面白いことを言って笑かしたり、
真面目な質問でも面白く返答したり、
こういう笑いが緊張を大きく緩和させます。
主催者ができれば良いですが、
できない場合は「サクラ」を用意するのも良いでしょう。
サポート役に話しを振り、面白く話してもらう。
話しが下手な人は「画像や動画」で笑いを取っています。
プロジェクター等で投影している場合、
笑える動画を最初に見せるのもありでしょう。
もちろん、その場に関連する動画を。
3、自己紹介をさせる
そう大人数でなく自己紹介ができる場合、
アイスブレイクにとても効果的です。
ただしコツがあります。
自己紹介を自由にさせると、「所属と名前しか言わない」つまらないものとなります。
そのため、「目標や自己アピール」を話してもらうようにします。
経験上、自己紹介で笑いを取りに行く人は必ず現れます。
そんな人をサポートすべく、「一言話して」とするのです。
ここも、関係者が最初に見本を見せるのが効果的です。
4、体操をさせる
最初に座ってできる体操をさせます。
経験上、これは成功していることが多かったです。
簡単なもので、ただ手を前に伸ばす程度の体操。
ここでもコツがあり、「疲れさせる」ことが大事です。
手を前に伸ばし、そのまま10秒数えます、と。
そうすると「疲れた~」とざわざわと声が聞こえます。
これにて声を出させることに成功です。
手を上げる体操は「脇の臭いが」と気にする人もいるので、
前に出す程度が良いです。
一応、「緊張が解れる体操」など、何かしらの理由を付けよう。
まとめ
声を出し笑える雰囲気の場だと伝えること。
主催者がどういう人か、この場はどういう場か、
ここを把握できないと、人は緊張してしまいます。
いかにそれを最初に伝えるか?がアイスブレイクとなる。
ただし、消極的で無口な人は何をやってもダメです。
狙うは積極的な人をいつもの調子にさせること。
ここを意識して取り組みたい。
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以上、「大人数の場合のアイスブレイク方法まとめ」でした。