大企業は学歴さえ良ければ最初に狙うだろう。
倒産の可能性は低く、まだまだ終身雇用です。
リストラはありますが、なんやかんやで倒産はほぼしていない。
ただ、メリットはそれだけじゃない。
実際に働いて感じたメリットを紹介します。
※私が勤めた大企業での話しです。参考程度に。
1、自分に合った仕事ができる
販売から開発まで、あらゆる仕事に異動できます。
最初の配属は強制的に決められますが、
その後はかなり自由な異動ができました。
「夫が転勤になったので、その近くに転勤したい」
という要望も通じるという、天国みたいな環境。
全国に支社やグループ会社があるので、
逆に言うと営業職なんかは転勤で北海道から沖縄まで。
どうしても今の仕事が合わない場合、
別の職種に比較的簡単に異動することができます。
ここは大企業の特権。大きなメリットです。
誰もが定年まで働ける環境が整っている。
2、良い人が多い
とんでもない人は少なく、良い人だらけです。
ネットではブラック上司、無理難題なノルマなどの話題がありますが、
私が勤めた大企業ではそんなものはほぼ無かった。
人が多いので、管理職も余裕をもって人選できます。
「与えられた仕事をゆっくり確実にやる」と、
あまりやる気ある人が少ないので、ギスギスせず雰囲気も良い。
ノルマを達成できなくても、別に何ともない。
もし人間関係が最悪になっても、
異動にてすぐ職場を変更できる。
鬱病になっても、次の職場などすぐ用意してくれる。
辞める理由はほぼ見当たらない。
3、給料が安定している
赤字になろうが、給料はほぼ変わらない。
ボーナスは変わりますが、月給はほぼ固定です。
中小企業ならすぐ下がるので、ここは素晴らしい点。
ただ、さすがに倒産するレベルになれば下がると思います。
黒字にするなら給料下げろよ!と思いがちですが、
大企業はこのあたりの経営も社員がやるので、下げない。
意地でも人件費を下げず、売り上げアップやコストダウンを目指すという。
ローンも安心して組むことができ、審査もほぼ通る。
何かと人生設計が立てやすい。
ただ、マイホーム買ったら転勤というのはお約束。
4、相談しやすい
あらゆる専門家への相談が容易。
専門技術者から法務まで、プロが揃っています。
中小企業なら別会社の専門家に相談となりますが、
大企業は完全に自社内で完結。
ちょっと弁護士の見解を、というのも気楽。
細菌の調査も研究部署に依頼すればすぐ判明。
ここはもの凄く仕事がしやすい。
一人で悩みを抱えることないので、仕事が簡単。
本社なら、だいたい歩いて相談しに行けます。
5、取引先の対応がVIP
さすが大企業、いつでもVIP待遇。
商社や下請け会社など、超低姿勢で何でもしてくれます。
中小企業なら足元見られることが多いですが、
逆にほとんどの要望を受けてくれ、値下げのために協力もしてくれる。
とても偉くなった気分になれるだろう。
取引停止で倒産となるので、相手も役員クラスが対応。
開発部から製造部まで、この大企業の恩恵を受けられます。
立場がとても強いので、
取引関連で疲れることはほぼありません。
ただ、海外は別。
まとめ
年収はそう高くないが、ほどほどに働くなら最高の環境。
商社などは別ですが、メーカー系なら年収は低めです。
部長にまで昇進すれば年収1000万円に行きますが、
部長になれる人などごくわずか。
昇進も遅く、おおよそ35歳が課長の最低ライン。
定年まで平社員で終える人がほとんどです。
役職が付きにくいので、スキルが無いと転職には不利。
趣味を大事にしたいなら本当に良い。
バリバリ働きたい人には、ちょっと向いていない。
私の大企業経験では、そんな感じでした。
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以上、「実際に働いてわかった大企業を選ぶ理由メリット5つ」でした。