日本では1週間の労働時間は平均で約42時間と言われています。
ですが、会社によっては週60時間の仕事をする人も珍しくありません。
そして海外でもそれは例外ではありません。
ではどうすれば週60時間の仕事を続ける事ができるのか?
海外の60時間労働のコツを紹介します。
「How to Survive a 60-Hour Work Week(60時間の仕事を存続させる方法)」
1、休憩を取ることを忘れない
仕事に集中し続ける事は大事ですが、非常に長い間働いたとしても
個人差はありますが、集中力というものはそう長く続くことは無いです。
集中力が無いと仕事のパフォーマンスも低下して悪い事の方が多くなります。
それよりも、短時間休憩した方が集中力が向上します。
仕事が終わってから休憩と極端なタイムスケジュールよりも
小刻みに休憩を入れた方が仕事が捗るのです。
2、エクササイズでストレスを和らげる
仕事の繁忙期に呑気にエクササイズをするというのは適切ではないかもしれませんが、
60時間もの労働時間はストレスがものすごく溜まりやすいです。
仕事で溜まるストレスは体の健康に問題を引き起こす可能性があるので、
そのストレスを緩和させてあげることが大事です。
そのために海外では仕事前か帰宅時にフィットネスに通う時間を見つけたり、
それが出来ない人は昼食時や休憩中に散歩をしてストレスを緩和しています。
3、楽しい時間を作る
週に60時間も働くとなると「出勤→帰宅→就寝」を繰り返している人は多いはず。
「時間無いのに暇があるわけないじゃん」と思うかもしれませんが、
そうしないと結局は体を壊してしまいます。
その中でも自分にとって楽しい時間は作る必要があるのです。
週に1~2回以上好きな映画やテレビ番組を見たり、
週に2~3時間は恋人と楽しい時間を過ごすなどして
たとえ仕事がきつくても楽しい時間の確保は必要なのです。
4、たくさん水を飲む
海外の栄養士の人曰く、「集中するのが難しいのはウォーターブレークの時期だから」と述べているそうです。
体だけでなく、心のためにも十分に水分を取ることが必要不可欠なのです。
水だけだと飽きると思うので、レモン、オレンジ、リンゴのスライスを加えて
カロリーを犠牲にすることなく軽い味わいで飲む事ができます。
5、カフェイン量の摂取量を制限
コーヒーなどのカフェイン飲料は長時間働く人には向いていません。
短時間では効果がありますが、「ストレスが溜まる→コーヒーを飲む」を繰り返すと
カフェイン中毒だったり胃や腸の問題を引き起こす可能性があります。
なので、ストレスの多い時間帯にコーヒーは飲んではいけないとまでは言いませんが、
飲み過ぎには注意する必要があります。
6、1週間に7日間労働はダメ
休みを取らずに仕事を続けるというのは、とてもひどい考えになります。
そんなスケジュールを維持する事はほぼ不可能だからです。
また、2日間連続して休みを取ることは難しいかもしれませんが、
自分の体と心のことを考えると、リフレッシュするための時間は必要です。
再度仕事を始めるときに、仕事を順調に進めたいのであれば
7日間などの過度の労働はしてはいけません。
7、ジャンクフードはダメ
仕事が忙しい時に時間がもったいないからと、食事をジャンクフードにしていませんか?
確かに手軽ですが、健康面は悪いと考えていいです。
それよりも、数日間分のサラダ、チキン、缶詰のマグロ、卵を加えたものを
冷蔵庫に1週間分を保存しておいた方が健康的な食事が取れることでしょう。
要するに、ジャンクフードで手軽に食べるのではなく、
1週間分の健康的な食事を作って保存しておいたものを食べた方が良いということです。
ジャンクフードの誘惑に負けてはいけません。
8、十分な睡眠をとる
専門家は成人の平均的な睡眠時間は「8時間」は必要だと考えられています。
個人差で7時間だったり9時間は必要な人も居ます。
また仕事へ行く必要のない日を含め、毎日同じ時間に寝て起きすことが推奨されています。
あと、15~20分程度の短い昼寝は、日中にリフレッシュするのに役立つのでおすすめです。
労働時間が長くても、睡眠は重要なのです。
9、効率的に時間を使う
週60時間とただでさえ忙しいのに、仕事に関係のない余計な時間は
なるべく作らないようにしなくてはいけません。(休憩などは除く)
例えば、時間外労働ですぐ帰ればいいのに、なかなか家へ帰ろうとしないなど、
最善を尽くしてスケジュールを組むのに、無駄な時間を作ってはいけないのです。
その無駄な時間を体のリフレッシュのために使う必要があります。
総評
週60時間でもバランスは大事。
週60時間と忙しくても体を壊さないようする工夫は必要です。
その対策を怠ると、結果的には体を壊して長く働けなくなった人も多いからです。
それでは収入はかなり落ちるので大変です。
会社の仕事が忙しくても、体をリフレッシュするためにはどうすればいいのか?
無駄な時間を見つけて改善する必要がありますね。