工場勤務に興味がある人の中には、「コミュ障でも働けるのか?」という疑問を持っている人もいます。
今回は「コミュ障でも工場勤務が可能なのか?」について元工場勤務者がその疑問に答えていきます。
コミュ障でも仕事はできるのか?
仕事中は、1人でコツコツと働く時間が多いので、常に誰かと話さなければならない仕事に比べると、楽な仕事ではあります。
しかし、自分の作った製品を誰かに依頼したりなど、必ず人と関わる作業工程があれば、やり取りは必要になります。
他に「分からないこと、疑問に思うこと」を聞くことができるのか?という問題があり、このやり取りができないとなると、仕事中にそのままトラブルを起こして、自分に対するイメージが悪くなりやすいため、コミュ障でも苦労することになります。
「報告・連絡・相談」という社会人としての一般常識があれば問題ないでしょう。
特に「誰かに質問をする」というのもきつい人もいます。「上司や指導係が教えてもらえない」というケースがあるからです。
その時の対処法については、関連記事を参考にしてみてください。
コミュ障でも気の合う人は見つけられるのか?
ヤンキー、よく喋るおばちゃん、ゲーム好き、根暗など様々な人がいます。
工場によって異なりますが、パートや契約社員、派遣社員が多い工場勤務は、怖い人や面白い人、よく分からない人まで様々な人が混ざっていることもあります。
そして、大体の傾向として大手の工場ほど「まともな人」が多くなります。
見た目と雰囲気がちょっと嫌だなと思う人でも、話してみると気の合う人だった!なんてこともあります。
「自分は1人が好きなんだ、なるべく人と関わりたくない」という考えの場合、それでも工場勤務は働けるので、最小限の関係を持つだけでも問題はありません。職場内で悪いイメージを持たれない限りは大丈夫です。
また、コミュ障の人も働いていることもあるので、「どんな人と会うことになるのか?」は、実際に働いてみないと分からないです。
コミュ障の人が工場勤務で一番厄介なことは?
社会人ともなると避けては通れない「飲み会」ですが、コミュ障にとっては、職場の仲間とフルに関わるためとても厄介です。
もし飲み会が苦手であれば、二次会には絶対に行かなくても良いので、とりあえずは、2時間前後の飲み会の対処をする必要があります。
もし1人でも気の合う人がいれば、その人と話して時間稼ぎをするという方法。これが一番楽なパターンです。
他には、あまり喋らなくていいので、相手に質問して相手が喋っているのを「そうですねー、そうなんですか?」と、ひたすら聞いて時間を稼ぐといいでしょう。
あの手この手で飲み会の時間を潰して、お開きの時間になったら忍者のように逃げると、コミュ障でも乗り切ることができます。
まとめ
一般常識があり、少し話せる程度であれば工場勤務は大丈夫です。
結論としては、コミュ障でも工場勤務はできます。
ただ、長く働くとなると少しは喋れるようにならないと、人間関係に悩まされる可能性はいつまでも継続していきます。
そのようなデメリットがあったとしても気にしない、または少し話せるようになりたい場合は働いてみる価値はあると思います。
――以上、「コミュ障」でも工場勤務で働けるのか?その疑問に対する回答でした。