工場勤務の1つに「組立」というものがあります。
求人でもよく見かける人気の作業ですね。
でも、気になる事と言えば「組立はどんなことがきついの？」です。
そこで組立作業経験者の1人としてきついと思ったことを語ります。
どんなことがきつい？
作業自体のきつさ
組立と言えば、同じことを繰り返す作業として有名です。
来る日も来る日も同じことの繰り返し。
単純作業に慣れていない人の場合は面白さを感じることができないため、
「きつい」と感じる可能性はあります。
また、集中しすぎて気がつくと目を開けたまま作業をして
目がとても疲れてしまう事もあり、休憩時間ごとに目薬をさしていた経験もあります。
作業に慣れると発生するきつさ
組立作業にも慣れてきて「さぁここから！」という時に起きる現象です。
仕事を始めて間もない時には感じることのなかった
「慣れ」によって作業がものすごく暇と感じるようになります。
それでも与えられた作業なのでやるしかない。
そのような日々を送ると、時計がなかなか進まないと感じるようになります。
たったの5分も長く感じるほど「ものすごく暇」になっている状態。
もう「つらい」の一言です。
このような、暇にならないようにするためにはどうすればいいのか？
個人の経験から、暇にならないようにするための対策を記事にしています。
どうぞ、参考にしてみてください。
作業方法によるきつさ
組立作業は立ち仕事として作業することが一般的です。
ライン工であれば、その場で選別などの作業も行います。
自動車の組立作業の場合は、時間内に動き回りながらの作業になります。
なので、立ったままの作業の方がやりやすいです。
そして、立ちっぱなしのという事は「足」が痛くなります。
元々慣れている人の場合はあまりつらさを感じませんが、
初めての立ち作業をする場合は、慣れるまではきついと感じるようになります。
そんな足がきつくなる立ち仕事ですが、
仕事中の対策方法はあるので関連記事を参考にしてみてください。
作業場の環境によるきつさ
これは、自分が働く職場によって天国にも地獄にもなることですが、
組立作業は空調が整っていない職場も存在します。
部屋として作られた場所で組立作業を行う場合は天国ですが、
部屋ではない状態で組立作業をする職場もあります。
例え、部屋で区切られていないとしても専用の空調設備は存在しますが、
それを導入してくれるかどうかは工場の判断次第です。
なので「そんなお金はない！」と言われてしまえばそれまで。
夏場は暑く、冬場は寒いといった環境で作業をする可能性があるので、
きついと感じるかもしれません。
経験上、セル生産などの個人の作業場が設けられている職場の場合は、
小さな扇風機を設置しているケースもあります。
夏場だと熱風が吹いてくるかもしれませんが、
扇風機すら設置できない職場もあるので「あるだけマシ」と思うようになります。
会話が続かないことによるきつさ
組立作業は黙々と作業をするので、あまり喋ることを必要としません。
なので「喋ることが得意ではない人」が集まっていることもあります。
会話が全然続かないこともあり、人間関係としてのきつさを感じるかもしれません。
必ずしもそのような職場ばっかりではなく賑やかな職場もありますが、
「物静かな職場」も存在することを覚えておきましょう。
また、相手が自分から喋ることはなくても「聞く専門」の人も多いので
「自分が喋るのが得意、喋り続ける事が好き」という性格であれば、
特に気にする必要は無いと思います。
最後に
慣れるまでは大変だが、慣れてしまえばきついと感じなくなる。
何事にも最初は「きつい」と感じる仕事は多いです。
それは自分が経験したことのない仕事であるほど大きく感じられるようになるでしょう。
しかし、作業や環境に慣れる事や慣れるまでの対策を持っていると、
「きつい」と思う感情を抑制することは可能です。
組立の仕事を始める前に、しっかりと対策を覚えたり考えることで
組立作業に楽しさを感じられるようになるでしょう。
――
以上、どんなことがきつい？工場の組立作業についての経験談でした。
